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川崎重工、国際見本市「インターモト」に欧州向け2017年ニューモデル6機種を出展
「Ninja 1000(欧州名 Z1000SX)」「Ninja 650」などニューモデル6機種を
「インターモト2016」に出展
川崎重工は、10月5日(水)より5日間にわたりドイツ・ケルン市で開催される「インターモト2016」(注1)に、欧州向け2017年ニューモデル6機種を出展します。
今回カワサキは、Ninjaシリーズで、スポーツツアラー「Ninja 1000(欧州名 Z1000SX)」を出品します。外観は、Ninjaシリーズのシャープなイメージを受け継ぐニューデザインとしました。また、優れたスポーツ性能とツーリングに適した実用機能に加え、先進の電子制御技術を導入することで、一層洗練した走りを可能にしました。
さらに、オールラウンドスポーツ「Ninja 650」を出品します。スーパースポーツのようにスリムでシャープなスタイリングに一新。エンジン特性の見直しと大幅な軽量化により、さらなるスポーツ性能と扱いやすさを実現しました。ビギナーからベテランまで、幅広いライダーが日常的にエキサイトメントを感じられるモデルです。
同じくNinjaシリーズのフラッグシップとして、限定生産の公道向けモデル「Ninja H2 Carbon」および、クローズドコース専用モデル「Ninja H2R」を出品します。スーパーチャージドエンジンによる圧倒的な加速力と高度なプログラムを用いたエンジン&シャーシ総合マネージメントパッケージ「KCMF(カワサキコーナリング マネージメント ファンクション)」により、さらに高次元のスポーツライディングが可能となりました。
また、スーパースポーツ「Ninja ZX−10R」のバリエーションモデルとして「Ninja ZX−10RR」を出品します。エンジンの仕様変更や、イタリアのホイールメーカーであるマルケジーニ社との共同開発による新型アルミ鍛造ホイールの採用などにより、サーキット性能を向上させました。レースマシンと同様のカラーリングも特長です。
そして、Ninjaシリーズと並びカワサキを代表するZシリーズの最大排気量モデル「Z1000」を出品します。ECUプログラム(注2)の変更によりスムーズなパワー特性とするとともに、欧州の排ガス規制「ユーロ4」に適合。サスペンションやブレーキのセッティング変更により、アグレッシブなマシンキャラクターを生かしつつコントロール性を高めました。
注1:ドイツで開催される欧州最大級の「モーターサイクルショー」。
注2:「Engine Control Unit」の略で、主に各所センサー等の情報により最適な燃料噴射量や噴射時期、点火時期などを演算して制御する装置。
【2017年ニューモデルの概要】
■「Ninja 1000(欧州名 Z1000SX)」
ハイパフォーマンスとアグレッシブ・スタイリングが魅力のスーパースポーツに、実用的な機能を加えたスポーツツアラーです。外観は、Ninjaシリーズのイメージを受け継ぐニューデザイン。LEDヘッドランプを採用することで、さらにシャープな印象としました。鋭いスロットルレスポンスと力強い中速回転域の加速が特長の1,043cm3水冷4ストローク並列4気筒エンジンは、ECUプログラムを変更し、さらにスムーズなエンジン特性としてコントロール性と快適性を高めています。また、風防性能を向上させる新形状のスクリーンとフェアリングや、座面を大きくしサポート性を高めたシートなど、ツーリングに適した実用装備を充実させました。さらに、先進の電子制御技術であるエンジン&シャーシ総合マネージメントパッケージ「KCMF(カワサキ コーナリング マネージメント ファンクション)」を導入することで、スポーティで快適な、洗練した走りを可能にしています。
※参考画像は添付の関連資料「参考画像1」を参照
■「Ninja 650」
スポーティさと快適性を絶妙にバランスさせた、オールラウンドスポーツ。外観は、スーパースポーツ「Ninja ZX−10R」を想起させるスリムでシャープなスタイリングへと一新しました。軽量、コンパクトな649cm3水冷4ストローク並列2気筒エンジンは、低中速回転域での力強いトルクと俊敏なスロットルレスポンスが特長です。また、カワサキ独自の解析技術を駆使して設計した軽量なトレリスフレームとスイングアームや、新型のホリゾンタルバックリンクリヤサスペンションを採用することで、軽快で快適なハンドリングを実現しました。エキサイティングでスポーティな走りを楽しめると同時に、安心して扱えるマシンキャラクターとしています。軽くスリムな車体、高めのハンドル、足つきの良いシート、高さ調整の可能なスクリーンなど、日常的に楽しめる優れた実用性も魅力です。
※参考画像は添付の関連資料「参考画像2」を参照
※リリース詳細は添付の関連資料を参照
以上