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凸版印刷、圧電素子を使用して生体信号を取得できるシート型非接触振動センサー事業に参入

2016-10-06

凸版印刷、生体センサー事業に参入
圧電素子を使用して生体信号を取得できるシート型非接触振動センサーを活用、
見守りケアや未病・健康増進、居眠り運転防止など、ヘルスケアやモビリティ分野に展開


 凸版印刷株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:金子眞吾、以下 凸版印刷)は、圧電素子を使用して生体信号を取得できるシート型非接触振動センサー事業に参入します。

 本事業は、「心拍」、「呼吸」、「体動」、「発声」など生体から発する微細な振動を非接触で取得し、その信号を抽出できる振動センサーを活用することで、おもにヘルスケアやモビリティ分野において、新たな価値を提供するものです。具体的には、これら4つの信号をリアルタイムに検知できるセンサーと、独自のアルゴリズムによりその信号を解析するシステムをパッケージ化して提供。患者や高齢者の見守りケアや、睡眠・ストレスチェックなどの未病・健康増進、居眠り運転の防止をサポートするインフラツールとして展開していきます。

 凸版印刷は今後、介護・看護業界や自動車業界など、生体センサーをビジネスに活用したいさまざまな企業と協業し、このシート型非接触振動センサーを用いた新事業の創造に積極的に取り組んでいきます。また、長年培ってきた表面加工技術により、この振動センサーを薄膜フィルム上に形成する技術の開発を進め、幅広い用途へと展開していく予定です。

 なお本製品は、2016年10月4日(火)から7日(金)まで開催される「2016東京国際包装展」(会場:東京ビッグサイト)のトッパンブースで紹介します。

 ※参考画像は添付の関連資料を参照

■具体的な事業展開について
 (1)介護・看護業界向けに、心拍や呼吸を検知するモニタリングセンサーとして提供
  センサーをベッドのマットレス底面に設置し、要介護者や患者の心拍・呼吸をリアルタイムに検知。異常を即座に通知できる見守りセンサーとして展開します。

 (2)一般生活者向けに、睡眠やストレス状態を可視化するヘルスケアセンサーとして提供
  センサーを椅子やクッションなどに直接組み込むことで、一般生活者の日常的な健康管理はもちろん、独自のアルゴリズム解析による心理的ストレス評価などを提供。未病・健康増進に役立つセンサーとして展開します。

 (3)自動車業界向けに、身体の異常を検知するセーフティセンサーとして提供
  センサーを自動車の運転席の座面に内蔵。運転手の眠気や身体異常などを即座に検知することで、事故防止センサーとして展開します。

■今後の目標
 凸版印刷は本事業において、まずは2016年10月よりシート型非接触振動センサーのサンプル出荷を開始。2017年4月から本事業を本格的に展開し、2020年にセンサーとその関連システムを含め約100億円の売上を目指します。
 また凸版印刷は今後も、「生活空間を設計する」という視点で、グループ総合力による新しいサービス・ソリューションを国内外で展開。さまざまな社会課題の解決に貢献していきます。

 *本ニュースリリースに記載された会社名および商品・サービス名は各社の商標または登録商標です。
 *本ニュースリリースに記載された内容は発表日現在のものです。その後予告なしに変更されることがあります。


以上





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