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日立、米国ペンタホ社が東京オフィスを開設

2016-10-01

米国ペンタホ社が東京オフィスを開設
日立グループと協働し、日本で拡大するビッグデータ・IoTソリューション市場への対応強化


 株式会社日立製作所(執行役社長兼CEO:東原 敏昭/以下、日立)の米国グループ会社であるPentaho Corporation(CEO:Quentin Gallivan(クエンティン ギャリバン)/以下、ペンタホ社)は、このたび、日本でも急速に拡大するビッグデータやIoT(Internet of Things)市場におけるペンタホ社のデータ統合・分析基盤ソフトウェアの導入拡大を目的として、同社の東京オフィスを開設することを決定しました。ペンタホ社は東京オフィスを通じて、Hitachi Insight Group(日立インサイトグループ)(*1)をはじめとしたさまざまな日立グループの組織と協働し、日立のIoTプラットフォーム「Lumada」(ルマーダ)(*2)をベースとしたIoT関連ソリューション・サービス事業の展開を加速し、日本国内におけるお客さまの企業価値拡大をビッグデータ活用によって支援していきます。

 *1 Hitachi Insight Group:日立のIoT関連事業をグローバルで展開するために、2016年5月に発足した組織。
 *2 Lumada:データの収集・統合・分析・改善提案・現場の制御系へのフィードバックに必要なOTとITの各種技術・ソフトウェア・ノウハウを統合したプラットフォーム。多種類のデータに対応して統合、分析を可能とするペンタホ社のソフトウェアは、Lumadaの重要な一技術。

 ペンタホ社のソフトウェアは、世界中の法人顧客1,500社に採用され1万5,000を超える環境で導入されており、ビッグデータ分析から知見を抽出、活用することで、お客さまの企業価値の最大化を支援してきた豊富な実績があります。ペンタホ社は、これらの実績を通して得た知識と専門性を生かして汎用的なソリューションを開発しており、日本市場においても金融サービス、通信、産業、小売、政府・行政機関など幅広い業界の企業に提供していきます。

■Hitachi Insight Group代表、株式会社日立製作所 執行役専務/サービス&プラットフォームビジネスユニットCEO 小島啓二のコメント
 「ペンタホ社のソフトウェアは、ビッグデータの分析、統合、可視化を支援することで、日立のIoT関連ソリューションとサービスポートフォリオを強力に補完しており、業界で大きな広がりを見せています。昨年のペンタホ社買収以来、日立は、IoTプラットフォームのグローバル展開に注力しており、その取り組みの一環として、今回のペンタホ社東京オフィスの開設に至りました。これにより体制のさらなる一体化を図り、日本およびその他の地域におけるお客さまの企業価値向上と知見創出を推進していきます。」

 ペンタホ社はさらに、パートナーとして長期的な関係を築いてきたCloudera,Inc.(以下、Cloudera)と日本市場においても協力し、両社の連携によるペンタホ社ソフトウェアの展開を加速していきます。これにより、企業は、Hadoopをより迅速かつ容易に活用することが可能になります。ClouderaのEnterprise Data Hub(EDH:エンタープライズ・データ・ハブ)とペンタホ社のPentaho Data Integration(PDI:ペンタホ・データ・インテグレーション)プラットフォームの組み合わせは、ビッグデータ利活用による価値提供のために最適化されており、より幅広いデータソースの取得・融合・分析を通じて、お客さまの新たな事業知見の獲得を支援します。

■Cloudera株式会社 カントリー・マネージャー 田村研三郎氏のコメント
 「日本市場における両社のパートナーシップ拡大は、北米および欧州での長年にわたる実績の積み重ねによって実現しました。Clouderaとペンタホ社が協力することで幅広い組織でのHadoopの展開、幅広い用途への対応、幅広いユーザーへの価値提供が可能になりました。日本においても同様の成功と実績を収めていく所存です。」

  ペンタホ社は日本市場における事業の拡大に向け、2016年度から東京オフィスでの新規採用を実施するなど、体制を拡充していきます。ペンタホ社のジャパン・ゼネラル・マネージャーに就任した同社エグゼクティブ・バイス・プレジデントのEddie White(エディ・ホワイト)は、東京を拠点に新規案件の獲得と事業拡大の指揮を執ります。

■ペンタホ社 エグゼクティブ・バイス・プレジデント兼ジャパン・ゼネラル・マネージャー Eddie Whiteのコメント
 「日立やClouderaとの密接な協力を通じて、ビッグデータとIoTの無限の可能性を日本の企業に提示していきたいと考えています。当社は、幅広い業種にわたり1万5,000を超える環境で利用されてきた実績から得た成功事例と知見を活用し、日本での新規開拓を推進していきます。そして、日本においてビッグデータとIoTソリューションを提供するトップ3ベンダーのうちの一社となることをめざしていきます。」

■参考情報
 Hitachi Insight Group(日立インサイトグループ)について
 https://www.hitachiinsightgroup.com/
 IoTプラットフォームLumadaについて
 https://www.hitachiinsightgroup.com/en-us/lumada-by-hitachi.html
 データ統合・分析基盤 Pentahoソフトウェアについて
 http://www.hitachi.co.jp/pentaho/

■Hitachi Social Innovation Forum 2016 TOKYOでの紹介について
 日立が2016年10月27日(木)〜28日(金)に東京国際フォーラムで開催する「Hitachi Social Innovation Forum 2016 TOKYO」において、ペンタホ社の最新技術や導入事例が紹介されます。

 Hitachi Social Innovation Forum 2016 TOKYO オフィシャルサイト
 http://hsiftokyo.hitachi/

■他社商標注記
 Hadoopは、Apacheソフトウェア財団の米国及びその他の国における登録商標です。

 Cloudera、Cloudera Inc.及びCloudera Enterprise Data Hub Editionは米国および他国の管轄権における商標または登録商標です。

 その他、記載の会社名、製品名はそれぞれの会社の商標、または登録商標です。

■ペンタホ社について
 ペンタホ社は、データ統合とビジネス・アナリティクスにおけるリーディングカンパニーとして、幅広い用途でのビッグデータの活用に対応する大企業向けオープンソースベースプラットフォームを提供しています。ペンタホ社の一元化されたデータ統合と分析ソフトウェアは包括的かつ完全に組み込み可能で、制御されたデータの提供により環境を問わずいかなる分析も実現します。ペンタホ社のミッションは、多様な業界の組織がビッグデータやIoTなどすべてのデータから得られる価値を活用できるよう支援することです。これにより組織は、新しい収益源の特定、経営の効率化、卓越したサービスの提供、リスクの縮小が可能になります。1万5000を超える環境下で活用されているペンタホ社のソフトウェアは、ABN−AMRO Clearing、EMC、Landmark Halliburton、Moody"s、NASDAQを含む1,500社で導入されています。詳細はhttp://www.pentaho.comをご覧ください。

以上




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