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エプソン、メモリー液晶コントローラー搭載の「S1C31D01」をサンプル出荷開始

2016-10-01

ARM(R) Cortex(R)−M0+プロセッサー(※1)搭載 32ビットマイコン
『S1C31D01』サンプル出荷開始
−世界初(※2)のメモリー液晶コントローラーを搭載したマイコン。ウエアラブル機器に最適−

 *製品画像は添付の関連資料を参照

 セイコーエプソン株式会社(社長:碓井 稔、以下エプソン)は、ARM(R) Cortex(R)−M0+プロセッサー(※1)を搭載した低消費電力32ビットフラッシュメモリー内蔵マイコンの「S1C31」シリーズの新製品として、世界で初めて(※2)メモリー液晶(※3)コントローラーを搭載した『S1C31D01』を開発、このたびサンプル出荷を開始しました。
 2017年4月に量産出荷を開始し、月産20万個を予定しています。パッケージタイプがWCSP(※4)のサンプル価格は800円(税別)です。

 エプソンは、独自の低消費電力技術を用いたフラッシュメモリー内蔵マイコンでさまざまなモバイル機器への組み込み提案を行ってきました。2015年10月には、ARM(R) Cortex(R)−M0+プロセッサーを搭載した「S1C31」シリーズ第1弾製品として「S1C31W74」のサンプル出荷を開始。今回は第2弾の製品となります。『S1C31D01』の最大の特長は、メモリー液晶コントローラーとその電源回路をマイコン内に組み込み、1チップ化した点にあります。
 メモリー液晶は、他形式の液晶パネルと比べ低消費電力性能に優れているため、充電を必要としないスマートウオッチなどバッテリー駆動のウエアラブル機器への採用が進んでいます。一方でメモリー液晶は、制御するためのコントローラーに加え、複数電圧の電源を必要とするものや、パラレルの画像インターフェースを持つものもあり、採用するためには外付けの部品を準備したり、ソフトウエア開発の負荷が増加したりすることが課題となっていました。
 これらの課題に対応するため、エプソンではメモリー液晶コントローラーに加え、任意に2つの電圧を出力できるメモリー液晶専用の電源回路と6ビットのパラレルインターフェース回路を新規開発、『S1C31D01』に搭載しました。これにより、外付け部品やインターフェース系のソフトウエア開発が不要となることから、お客様の製品の小型化や工数の削減に貢献します。

 また、フラッシュメモリー、リアルタイムクロック(RTC)、USBコントローラー、A/D変換器などの周辺回路も搭載し、RTCモードでの消費電流は0.9μA(※5)です。『S1C31D01』とメモリー液晶との組み合わせによって、ウエアラブル機器などの電池寿命を延ばすことが期待できます。

 今後もエプソンは、省エネルギー、小型化、高精度を実現する「省・小・精の技術」により、お客様の製品のさらなる性能向上に貢献してまいります。

 *リリース詳細は添付の関連資料を参照

【関連リンク】
 本製品の詳細情報は下記ウェブページをご参照ください。
 http://www.epson.jp/prod/semicon/products/mcu/armcore_index.htm


【お客様のお問い合わせ窓口】
 セイコーエプソン株式会社 デバイス営業部
 電話:042−587−5313(直)
 ウェブサイト URL:http://www.epson.jp/prod/semicon/support/

以上



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