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ロシュ・ダイア、POCT用遺伝子検査機器「コバスLiat」を発表
遺伝子検査の新しい時代へ
POCT用遺伝子検査機器「コバスLiat」発表のお知らせ
ロシュ・ダイアグノスティックス株式会社(本社:東京都港区/代表取締役社長 兼 CEO: 小笠原 信)は、POCT用遺伝子検査機器「コバスLiat」を、9月22日〜24日にパシフィコ横浜で開催される「JACLaS EXPO 2016 臨床検査機器・試薬・システム展示会」に出展します。
「コバスLiat」は、リアルタイムPCR法を用いた全自動の遺伝子検査機器です。これまで検査室の機器に利用されてきたPCR法が、ICUや外来、病棟などでも用いられるように、より迅速でより簡便な検査が行えるPOCT機器として開発されました。複雑な操作はなく、検体を専用のアッセイチューブに滴下し機器にセットすれば、30分以内に結果を表示します。チューブは個別に包装されているので、必要な時に必要なだけ使用することができます。また、機器は持ち運びがしやすい軽量でコンパクトなデザインを実現しました。
ロシュ社が先鞭をつけたPCR法は、今や遺伝子検査のスタンダードとして世界中で用いられています。今後は、より身近な検査の現場においてもPCR法がご利用いただけるよう、本製品の国内導入に向け邁進してまいります。
POCT(Point of care testing):臨床現場即時検査。被験者の傍らで医療従事者が行う臨床検査であり、検査時間の短縮および被検者が検査を身近に感じるという利点がある。
【発売時期】2017年予定
【価格】機器、試薬とも未定
【製品仕様】
・測定時間:30分以内
・寸法:w11.4×L24.1×H19.0(cm)
・重量:3.76kg
・電源:ACアダプタ
■ロシュ・ダイアグノスティックス株式会社について
スイス・バーゼルに本社を置く世界有数のヘルスケア企業であるF.ホフマン・ラ・ロシュの診断薬事業部門の日本法人です。
2016年2月現在、従業員828人、全国9都市に支店、物流センターを有し、体外診断薬・機器事業、研究用試薬・機器事業、血糖測定関連事業などを幅広い領域で事業を展開しています。私たちは、医療従事者の皆さまが最適な治療選択や意思決定が行えるよう、臨床検査の医学的価値および効率性を高めるソリューションをお届けします。
詳細は、http://www.roche-diagnostics.jpをご覧ください。
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※添付の関連資料を参照