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総合企画センター大阪、チーズ市場について調査結果を発表
チーズ市場について調査結果を発表
この程、マーケティングリサーチ会社の株式会社総合企画センター大阪(本社=大阪市西区、代表取締役社長=川原喜治)は、チーズ市場について調査を実施、その結果を発表した。
【調査結果】
2015年度のチーズ市場は、金額ベースで前年比4.0%増の3,119億円となった。
・2015年度のチーズ市場は、金額ベースで前年比4.0%増の3,119億円、数量ベースでは前年比7.5%増の32万519トンとなった。
・プロセスチーズは金額ベースで前年比5.1%増の1,575億円、数量ベースでは7.4%増の12万7,838トンとなった。家庭用は、「家飲み」需要の拡大を背景としたおつまみニーズの高まりや、差別化アイテムの積極的な投入がみられたこと等から好調に推移。また業務用についても、耐熱性を強化した機能性チーズが伸長しプラス推移となった。
・一方、ナチュラルチーズは、金額ベースで前年比2.9%増の1,544億円、数量ベースで前年比7.5%増の19万2,681トンとなった。家庭用は、プロセスと同様、おつまみニーズの拡大や差別化アイテムの投入が奏功し、好調に推移。これに加えて、輸入ナチュラルチーズが全般に好調に推移したことも好調の要因に挙げられる。業務用についても、販売規模の大きいシュレッドやクリームがいずれもプラス推移となった。
※グラフ資料は添付の関連資料「グラフ資料1」を参照
■2015年度の家庭用チーズ市場は、
おつまみニーズの拡大から好調に推移。
※グラフ資料は添付の関連資料「グラフ資料2」を参照
2015年度のチーズ市場を用途別にみると、家庭用は、金額ベースで前年比6.1%増の1,969億円、数量ベースで前年比5.3%増の13万5,400トンとなった。一方、業務用は、金額ベースで前年比0.6%増の1,150億円、数量ベースでは前年比9.1%増の18万5,119トンとなっている。
・金額ベースで用途別の構成比をみると、家庭用が63.1%、業務用が36.9%となっており、家庭用が前年比1.2ポイント増となっている。2012年度以降、家庭用の構成比が年々拡大している。
・家庭用は、おつまみニーズの拡大から、ベビー、6P、スモーク、カマンベール、ストリング等、多くのカテゴリーが好調に推移。加えて、白カビ・青カビ等の輸入ナチュラルチーズも拡大した。さらに、差別化アイテムの投入等で、スライスやシュレッドといった市場規模の大きいカテゴリーも好調に推移した。
・業務用は、製パン向けやCVSベンダー向け、食品加工向けが堅調に推移したものの、販売規模の大きい外食向けが低迷しており、トータルでは微増推移にとどまっている。
【調査要覧】
<調査対象>
■プロセスチーズ【スライス、ベビー、6P、8P、カルトン、粉チーズ、キャンディ、クリーム etc.】
■ナチュラルチーズ【シュレッド、クリーム、カマンベール、粉チーズ(パルメザン)etc.】
■国産、輸入
■家庭用、業務用
<調査対象企業>
雪印メグミルク、森永乳業、六甲バター、明治、宝幸、東京デーリー、チェスコ、伊藤ハム
野澤組、ムラカワ、マリンフード、小岩井乳業、ヨシダコーポレーション、日本マイセラ、協同乳業
<調査期間>
2016年6月〜2016年8月
<資料名>
「2016年チーズの市場分析調査」
―「家飲み」の広がりから“おつまみニーズ”が拡大!―
http://www.tpc-osaka.com/fs/bibliotheque/mr120160314
発刊日:2016年8月31日
頒価:87,000円(税抜)
【会社概要】
株式会社総合企画センター大阪
所在地:大阪市西区新町2−4−2 なにわ筋 SIAビル
事業内容:マーケティングリサーチおよび調査レポートの出版
プライバシーマーク認定番号:第20001810号
ISO27001 認証書番号:IS598110