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サカタのタネ、花が閉じにくいリンドウ「クラリナ サファイア」を開発
花が閉じにくいリンドウ『クラリナ(R) サファイア』を開発
花持ちが大幅にアップ、新たな需用を創出する画期的なリンドウ
*写真は添付の関連資料を参照
サカタのタネは、花が閉じにくく、花もちが非常に優れたリンドウ『クラリナ サファイア』(=写真=)を開発しました。本品種の生花は、9月下旬から、栃木、秋田、山形県の生産者から関東方面市場を中心に試験的な出荷が開始されます。
『クラリナ サファイア』は、これまでのリンドウの概念を覆す画期的な品種です。現在、流通しているリンドウの多く(エゾ系、ササ系(※1))は気温が低いと花が一日中閉じていることが難点でした。用途は、お盆や秋の彼岸シーズンの需用が主で、日本では和花のイメージが非常に強い品目です。今回、当社が新たに開発した『クラリナ サファイア』は、従来品種よりも開花状態が持続するため、観賞価値が高い品種です。そのため、本来のリンドウがもつ鮮やかなブルーの花色を愛らしい花形とともに楽しむことができます。さらに、花もちが非常に優れており、従来品種の開花期間が10〜14日のところ『クラリナ サファイア』は開花が約23日と圧倒的に長く咲き続けます(MPSジャパン株式会社ホームページより(※2))。リンドウの出荷がピークを迎える彼岸の頃は残暑の影響で花もち低下のリスクが生じることから、生産、流通、小売、消費者に貢献できる品種です。当社は、従来のリンドウの和花のイメージを洋花へとつなげ、秋のブライダルなどの新たな需要を創出するリンドウとして今後も積極的な開発を進めラインアップを増やしていく予定です。
*リリース詳細は添付の関連資料を参照
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