Article Detail
JX日鉱日石開発、カタール海上の新規探鉱権益を取得
カタール海上 新規探鉱鉱区の取得について
当社(社長:古関 信)が100%出資するJX日鉱日石カタール石油開発株式会社(社長:古関 信)は、5月8日、世界最大のLNG輸出国であるカタール国の海上鉱区・Block A鉱区(プレ・クフ層)について、同国政府と探鉱生産分与契約を締結し、探鉱権益を取得しましたのでお知らせいたします。
プレ・クフ層とは、カタールにおける主な天然ガス産出層であるクフ層より、更に深部に分布する地層(※)です。クフ層には、カタールの輸出LNGの供給源であり、世界最大のガス田であるノースフィールドガス田が広がっており、今回取得したBlock A鉱区においても、新たなガス田の発見が期待されています。
本探鉱鉱区は、JX日鉱日石カタール石油開発株式会社が100%権益を保有し、オペレーター(操業管理会社)として探鉱活動を行います。
当社は、中東を将来のコアエリア候補と位置づけており、新たな権益取得の機会をうかがっておりました。現在は、UAEおよびカタールでの原油生産を中心に事業活動を行っておりますが、今般取得した探鉱鉱区における活動とあわせ、今後も同地域での石油・天然ガス開発事業に積極的に取り組み、エネルギーの安定供給に努めてまいります。
※…プレ・クフ層は深度約3,400〜4,000mに分布。
1.プロジェクト概要
(1)鉱区名:Block A(Pre−Khuff)
(2)契約締結日:2011年5月8日
(3)鉱区面積:約6,170km2
(4)権益比率:JX日鉱日石カタール石油開発株式会社(100%)
(5)オペレーター:JX日鉱日石カタール石油開発株式会社
以 上
●別添資料 *添付の関連資料を参照
新規取得鉱区の位置図
調印式の様子