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ソニー、ソニー・ピクチャーズがインドのTEN Sports NetworkをZEE社から買収

2016-09-03

ソニー・ピクチャーズがインドのTEN Sports NetworkをZEE社から買収


 インド時間2016年8月31日、当社の子会社であるSony Pictures Networks India(以下、SPN)は、SPNとその関係会社がZee Entertainment Enterprises Limited(以下、ZEE)とその関係会社からTEN Sports Networkを385百万米ドル(約397億円(*))で買収する確定契約を締結したことを発表しました。これにより、SPNが有するテレビチャンネルポートフォリオに南アジアの有力スポーツネットワークが加わります。なお、本取引の完了は監督官庁の承認を条件としております。

 今回取得するTEN Sportsのテレビチャンネルには、インド亜大陸、モルディブ、シンガポール、香港、中東、西インド諸島を含む複数の国で展開するTEN1、TEN1 HD、TEN2、TEN3、TEN Golf HD、TEN Cricket及びTen Sportsが含まれます。

 また、TEN Sportsは、主要クリケット協会(南アフリカ、パキスタン、スリランカ、西インド、ジンバブエ)、レスリング(WWE)、サッカー(UEFAチャンピオンズリーグUEFAヨーロッパリーグ、フランスリーグ、イングリッシュフットボールリーグカップ)、テニス(WTAイベント、ATPイベント)、ゴルフ(欧州ツアー、アジアツアー、ライダーカップ、US PGAチャンピオンシップ、LPGAツアー、インドのプロゴルフツアーとゴルフチャンネル)、陸上競技(アジア大会、コモンウェルス大会)、モータースポーツ(Moto GP)、自転車競技(ツール・ド・フランス)の放映権を有しています。

 スポーツファンが長くテレビで親しんできたSPNのスポーツコンテンツは、クリケット(IPL、CPL、Ram Slam)、サッカー(FIFA2018年ロシアワールドカップ、UEFAユーロ2016、FIFA U−17 2017インドワールドカップやFIFA2018年ワールドカップの南米及び欧州予選、FIFAコンフェデレーションズカップを含むFIFA世界大会、リーガ・エスパニョーラ、セリエA、FAカップ、コパ・アメリカ・センテナリオ、インターナショナルチャンピオンズカップ)、テニス(オーストラリアオープン、ATP1000及びATP500ワールドツアー、チャンピオンズテニスリーグ)、格闘技(TNA、UFC、プロレスリーグ)、バスケットボール(NBA)、NFL、プレミアフットサルなど、多岐にわたります。

■Sony Pictures Networks India CEO NP・シンのコメント
 「TEN Sportsをソニーファミリーに歓迎します。TEN Sports Networkの買収により、SPNのクリケットやサッカー、格闘技の放送ラインナップが強化され、既存のインド内外のスポーツコンテンツのポートフォリオがさらに充実します。これは、SPNがインド及びインド亜大陸の視聴者に対して、多岐にわたるスポーツエンタテインメント番組を提供していくコミットメントの表れです。」

■Sony Pictures Television, Worldwide Networks President アンディ・カプランのコメント
 「インドは、過去20年間、ソニー・ピクチャーズのネットワークビジネスの成長を牽引してきました。そして、スポーツコンテンツは引き続き、この成長を牽引する重要な役割を担います。ソニーESPNチャンネルの立ち上げに加え、TEN Sportsの買収により、インドにおける我々のテレビネットワークは、8億人以上の視聴者に対して、世界で最も人気のあるプレミアムスポーツイベントを数多く届けてまいります。」

■ZEE Entertainment Enterprises Limited(ZEE) Managing Director プニ・ゴエンカのコメント
 「今回のSPEによる買収はZEEにとって転機となる取引です。我々がインド及び海外市場において総合エンタテインメント事業を成長させるための、戦略的なポートフォリオ再編の第一歩です。この10年間、我々はコンテンツの権利を適正価格で購入することで、スポーツビジネスを育ててきました。今、我々は、放送、デジタルコンテンツ、映画、ライブイベント、国際ビジネスの五つの事業から成るメディアとコンテンツのオールラウンド企業へ変革することに注力し、事業目標に向かって邁進し続けています。我々はスポーツビジネスを常に誇りにしてきました。今後、ソニーがその価値を最大限に高めてくれると確信しています。ソニーの成功を祈念します。」

 *1米ドル=103円として計算

■Sony Pictures Networks Indiaについて
 Sony Pictures Networks India(SPN)(前 Multi Screen Media Private Ltd.)は、テレビチャンネルのソニーエンタテインメントネットワークを保有、運営するソニー・ピクチャーズエンタテインメントの子会社です。
 SPNはインドにおける主要テレビネットワーク事業者であり、以下のチャンネルを配信しています。Sony Entertainment Television(SET)(主要なヒンディー語総合エンタテインメントテレビチャンネル);MAX(映画や特別企画を放映するヒンディー語プレミアムチャンネル);MAX2(インドのローカル映画を紹介するヒンディー語チャンネル);SAB(家族向けのコメディーエンタテインメントチャンネル);PIX(英語映画チャンネル);AXN(英語の総合エンタテインメントチャンネル);AATH(バングラディッシュ語映画チャンネル);MIX(ヒンディー語音楽チャンネル);SIX(スポーツチャンネル)及びソニーESPN(複数のスポーツエンタテインメントチャンネルのグループ);LIV(デジタルエンタテインメント配信チャンネル)。また、SPNは独自の映画製作部門(前MSM Motion Pictures)も有しています。
 SPNはインドにおいて開設21年目を迎えます。

■Sony Pictures Television Networksについて
 Sony Pictures Television Networksは、世界10億以上の世帯にエンタテインメント番組を配信するテレビチャンネルを運営しています。カルバーシティ(米国)、ブダペスト、ロンドン、マドリッド、マイアミ、ミラノ、モスクワ、ムンバイ、ミュンヘン、シンガポール、東京に拠点を置き、Sony Picturesや第三者の映画やテレビ番組、オリジナル番組を世界各国に配信しています。Sony Pictures Television Networksはソニー・ピクチャーズエンタテインメントの子会社Sony Pictures Television Inc.の一部門です。

■Zee Entertainment Enterprises Limited(ZEE)について
 Zee Entertainment Enterprises Limitedはインドの主要なテレビメディア及びエンタテインメント事業会社です。
 22万時間超の多岐にわたるテレビコンテンツを有し、世界最大のヒンディー語プログラムの製作者でありアグリゲーターです。ZEEは世界最大のヒンディー語映画ライブラリーを所蔵しており、3,818本以上の著名な映画や俳優の権利を有しています。ZEEは世界で確固たる地位を保持し、171か国で10億人超の視聴者に受け入れられています。




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