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昭和電工、高速液体クロマトグラフィー用の分離・分析カラム4製品を発売

2016-09-02

Shodex(R)、分析用カラム4製品を発売
−SEC・HILIC用カラムのラインナップを拡充−


 昭和電工株式会社(社長:市川 秀夫)は、高速液体クロマトグラフィ(HPLC)用の分離・分析カラム「Shodex(R)」において、SEC(*)用充てんカラム「GPC HK」「PROTEIN LW」、HILIC(**)用充てんカラム「HILICpak(R)VC−50」「HILICpak(R)VN−50」の計4製品の販売を9月より開始します。
 今回発売する「GPC HK」は、従来にない迅速分析を実現すると同時に有機溶媒の使用量を大幅に削減した環境対応型のGPC(***)用充てんカラムで、ポリマーの分子量分析における作業負荷を低減します。また、「PROTEIN LW」および「HILICpak(R)VC−50」は近年注目される抗体医薬・脳内物質などの医薬分野、「HILICpak(R)VN−50」はバイオエネルギー分野における高感度分析を可能としました。
 分析カラムに求められるニーズは時代とともに変化し、その用途は多様化・高度化しています。当社は今後も、お客さまのご要望に応えるべく、医薬やエネルギー分野など、産業の発展に寄与する高機能製品のラインナップを拡充します。
 なお、今回発表の4製品は、9月7−9日に幕張メッセで開催される「JASIS2016」にて紹介します。

1.超迅速GPCカラム「GPC HK」シリーズ
 GPC(有機溶媒系SEC)法はポリマーの分子量分析において最も普及している分析方法ですが、一方でGPCカラムは溶離液に各種有機溶媒を使用するため、環境への配慮から、当社では溶離液の使用量低減と分析の迅速化に取り組んでまいりました。
 今回発売する「GPC HK」シリーズは、充てん剤の粒径を小さく均一に制御したことで、同範囲の分子量分析ができる既存カラム(KF−804L)に比べ分析時間を6分の1に短縮し、有機溶媒の使用量も6分の1に削減しました。また、溶媒置換性が高いため、GPCカラムでありながら、溶媒毎に専用カラムを使い分ける必要もありません。
 加えて、充てん剤粒径の均一化により高流速下でも圧力を低く抑えられるため、迅速分析でありながら、超高速液体クロマトグラフィ(UHPLC)用の分析装置も不要です。

 ※リリース詳細は添付の関連資料を参照





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高速液体クロマトグラフ 幕張メッセ 昭和電工 HPLC VC

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