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関西ペイント、サウジアラビアでの現地塗料メーカーの株式を取得
サウジアラビアでの現地塗料メーカーの株式取得について
関西ペイント株式会社(本社:大阪市、石野 博社長)の中東地域の関連会社であるKansai PaintMiddle East FZCO(以下、KPME社)およびその子会社のKansai Paint Saudi Ltd(以下、KP Saudi社)は、サウジアラビア王国の塗料メーカーであるSaudi Industrial Paint Company(以下、SIPCO社)の株式を以下のとおり取得することといたしましたのでお知らせいたします。
SIPCO社は、サウジアラビア王国で主に防食用塗料の事業を展開する塗料メーカーであり、大手石油会社向けの供給に必要な承認製品を有するなど、これまでも現地で多くの供給実績があります。
同社の製品につきましては、今後、見込まれる政府系プロジェクトのほか、大手石油会社などへの納入についても展開が可能であると見込んでおります。
今回の株式取得は、当社グループがサウジアラビア王国への本格的な事業参入を果たすとともに、防食用塗料だけでなく、同国における建築用塗料などでの事業展開についても、飛躍的な拡大・加速に寄与するものと考えております。
なお、SIPCO社および今回の株式取得の概要は以下のとおりです。
<SIPCO社および今回の株式取得の概要>
会社名:Saudi Industrial Paint Company
所在地:サウジアラビア王国 ダンマーム
設立:1982年
事業内容:防食用および建築用塗料の製造・販売
出資比率:KP Saudi 社95%、KPME 社5%
業績規模:売上高 約6億円(直近年度)
販売目標:2019年度に売上高 約45億円、営業利益 約6億円
(買収後に建築用塗料事業も開始予定。上記の売上高 45億円には建築用塗料も含む。)
以上