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ソニー、産業機器・組み込み用途向けSSDを製品化
業界最長クラスの寿命(※1※2)と高い信頼性を実現したSSDを製品化
〜産業機器、組み込み用途に向けた外部記憶装置として〜
ソニーは、業界最長クラスの寿命(※1※2)と、電源遮断耐性と書き込み速度を維持することで、様々な使用環境において信頼性を高めたSSD(ソリッド・ステート・ドライブ)を、産業機器、組み込み用途に向けて製品化し、9月上旬よりサンプル出荷を開始します。
*製品画像・参考画像は添付の関連資料を参照
*製品概要は添付の関連資料を参照
SSDは、記録媒体にフラッシュメモリーを用いた外部記憶装置です。PC等の記憶装置としてこれまで利用されてきたHDD(ハードディスクドライブ)と比較して、データの読み出しと書き込みの速度が非常に速く、また振動や衝撃に対する高い耐久性や、動作音、消費電力、省スペースといった数多くの優位点があります。こうした理由から、SSDの市場は、HDDの置き換え用途によって急速に拡大しています。そうした中で、より多くの書き換え回数や長期にわたるデータの保持といった性能を持つSSDの開発が、特に産業機器や組込み用途において強く望まれています。今回製品化したSSDは、そのような市場からの要望に応えて、書き換え回数を向上させたほか、書き込み速度や対電源遮断に対する信頼性を従来よりも高めた製品です。
今回、製品構成として、お客様のさまざまな用途に対応するため、120GB、240GB、480GB、960GBの4種類の容量を用意しています。当社は、この長寿命、高信頼技術を生かし、高性能かつ高付加価値なSSD製品を展開してまいります。
※1 2016年8月25日広報発表時点。
※2 当社調べ。JEDECの規格JESD218B(Solid−State Drive (SSD) Requirements and Endurance Test Method)」で定められたテスト方法に沿って測定。
*主な特長などリリース詳細は添付の関連資料を参照