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住友林業、福岡県糸島市の「森林・林業マスタープラン」を作成開始

2016-08-30

〜林業活性化による地方創生を目指し〜
福岡県糸島市の「森林・林業マスタープラン」作成開始


 住友林業は、福岡県糸島市(市長:月形 祐二)が取り組む「糸島市森林・林業マスタープラン作成業務」の事業者として選定され、森林・林業マスタープランの作成を開始しました。

 本業務は、森林の適正な整備と、産出された木材の有効活用を目的に行われるもので、マスタープランの作成に加え、プランを実行するための体制の検討を行うことが大きな特徴です。当社は本業務を通じ、持続可能な森林経営の実現と、林業活性化による地方創生に寄与することを目指します。

 *参考画像は添付の関連資料を参照

 マスタープラン作成業務では、航空レーザ測量により森林資源量を把握した後、森林が有する成長力や利便性、環境保全機能等に着目したゾーニングを実施。ゾーニング毎に森林の取扱い方針を定め、伐採計画や産出された木材を運び出すための最適な路網計画を策定します。その後、マスタープランに沿った施策を実行するための体制を検討します。また、作成されるマスタープランは木材サプライチェーン構築の基礎にもなり、地域の森林資源の一層の活用が期待されます。

 糸島市は、政令指定都市である福岡市のベッドタウンとして栄える一方、地域の森林資源を活用するための様々な施策を実施しています。2011年に策定した「第1次糸島市長期総合計画」では、基本方針の一つとして「地域資源の有効活用」を掲げ、貯木場の設置・運営や、森林情報システムの導入等を推進しています。

 同市は、木材の利用を一層活性化するために、持続可能な森林経営と木材サプライチェーン構築の基礎となる「糸島市森林・林業マスタープラン作成業務」を開始。同事業の事業者として森林管理について豊富な経験・知識を持つ当社が選定されました。

 また本業務は、現在糸島市が地方創生の取組の中で進めている「ICTを活用した木材の市内活用型サプライチェーンの構築事業」の一貫としても位置づけられています。作成されるマスタープランは、糸島市産の木材を安定的に供給するための木材供給計画に有効性を発揮することが期待されています。

 住友林業は、全国に46,443ha(※)の社有林を保有し、長きに渡る森林管理で培った経験・知識を活かし、現在森林・林業コンサルティング事業を展開。これまで複数の市町村に対し、森林管理へのICT導入や、本件と同様の森林・林業マスタープランの策定と実行支援など、様々なサポートを行ってまいりました。

 今後は本事業によって得られたノウハウを新たに加え、幅広い分野でのコンサルティング事業を展開し、日本全国における森林・林業の活性化、地方創生に貢献できるよう努めてまいります。

 ※2016年4月1日現在

【参考資料】

 *添付の関連資料を参照

以上



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