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JSOL、Googleの機械学習サービスを活用した航空運航情報提供の実証実験を開始
Googleの機械学習サービスを活用した航空運航情報提供の実証実験を開始
株式会社JSOL(代表取締役社長:中村 充孝、以下「JSOL」)は、Peach Aviation株式会社(代表取締役CEO:井上慎一、以下「Peach」)と共にGoogleが提供するGoogle Cloud Platformの機械学習サービスのひとつで音声認識機能を提供するGoogleCloudSpeechAPI(以下「SpeechAPI」)を活用した、利用者への航空運航情報提供の実証実験を8月24日より開始します。本実証実験では、実際に利用者に自動音声応答サービスを提供し、利用者の利便性の向上と、航空会社のコンタクトセンター負荷軽減効果を検証します。
従来のオペレーターが対応するコンタクトセンターでは、人が対応することに起因する提供時間と必要コストの関係により、利便性の向上とコストの効率化を同時に実現することには限界がありました。今回、実証実験で利用する運航情報提供の仕組みでは、クラウドの音声認識サービスを活用しており、利用量に応じた従量課金モデルとなります。利用者に対する航空運行情報の自動応答が可能となり、コンタクトセンターにおける業務を効率化することで、既存の仕組みと比較して人的コスト等の削減に寄与することを目指します。また、この自動応答の仕組みによってサービス時間の拡大が見込まれるため、利用者は自分が必要な時に運航情報を確認することができるようになります。
GoogleのSpeech APIは、同社がGoogle Cloud Platformで提供を予定している音声認識サービスになります。(※本ニュースリリースの時点でSpeech APIは試用公開になります。)PeachおよびJSOLでは、いち早くこのサービスの可能性に注目して、実業務での適用可能性を検証してきました。今回、一定の性能と効果が見込まれることから、広く利用者向けに実証実験を開始することにしました。
JSOLは引き続き今回のような先進的なサービスを活用しながら、お客様の課題解決を支援し、各業界・分野の発展に貢献していきます。
■Peach Aviation株式会社
・http://www.flypeach.com
・所在地:大阪府泉南郡田尻町泉州空港中1番地
・代表者:代表取締役CEO 井上 慎一
・株主資本:150億5万円
・株主:ANAホールディングス株式会社、First Eastern Aviation Holdings Limited、株式会社産業革新機構
・設立:2011年2月10日
・事業内容:航空運送事業
関西空港、那覇空港を拠点とし国内線14路線、国際線10路線を運航
■株式会社JSOL
・http://www.jsol.co.jp/
・所在地:東京都中央区晴海2−5−24 晴海センタービル
・代表者:代表取締役社長 中村 充孝
・資本金:50億円
・株主:株式会社NTTデータ、株式会社日本総合研究所
・設立:2006年7月
・事業内容:株式会社JSOLは、プロセス系製造業を中心としたERPの導入に代表される業務ソリューション分野において、ICTコンサルティングからシステム構築・運用までの一貫したサービスで、製造・流通・サービス・金融・公共などさまざまな業種のお客様のICT投資効果最大化に貢献するICTサービスコーディネーターです。
2009年1月、NTTデータとの業務・資本提携により、社名を株式会社JSOLに変更すると共に、NTTデータグループおよび三井住友フィナンシャルグループの一員として、より幅広いニーズにお応えできるサービス・パートナーとして進化を遂げました。
※本リリースに記載されている内容は予告無く変更することがあります。
※本リリースに記載されている製品名、会社名は各社の商標または登録商標です。
【ご照会先】
一般のお客様
株式会社JSOL 西日本ビジネス事業部
株式会社JSOL ソリューション&テクノロジー部
TEL:03−5859−6001
FAX:03−5859−6033
E−Mail:rfi@jsol.co.jp