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イノテック、小型サイズの組み込み向けCPUモジュール「TX−70」など発売
インテル(R) Atom(TM) プロセッサー E600番台搭載
組み込み向けCPU モジュール 「TX−70」,
キャリアボード 「T7x」を発表
イノテック株式会社(本社:神奈川県横浜市港北区、社長 澄田誠、証券コード9880 東証一部)は、インテル(R) Atom(TM) プロセッサーE6xx番台を搭載した超小型サイズのCPUモジュール「TX−70」及び専用キャリアボード「T−7x」を開発し、4 月27 日に発表しました。
「TX−70」はインテル(R) Atom(TM) プロセッサー E600 番台を(E680/E660/E640/E620)を搭載した70(W)×55(D)mm の超小型CPU モジュールです。「TX−70」からはオープンスタンダードなPCI Expressバスが出ており、イノテック株式会社が用意したキャリアボード「T7x」と組み合わせることで、組み込み機器に必要とされる様々なI/O を117(W)×80(D)×16(H)mm と小型・薄型ユニットで実現できます。
「T7x」は、用途に応じMicro Server 向け「T71」、PAC 等のFA Controller 向け「T72」、デジタルサイネージ向け「T73」のアプリケーションを意識した3 製品を用意し、単期間で製品化することができます。
またキャリアボードは、お客様がご希望される仕様に合わせてカスタマイズ化することが容易にできるためIP Phones、医療機器、産業機器、通信機器、車載機器、監視システム等の様々な組み込み分野向けのプラットフォームとしてお使い頂くことが可能です。
「インテル(R)Atom(TM) プロセッサーE600 番台とプラットフォーム・コントロール・ハブを搭載したTX−70 は超小型サイズでありながらハイパフォーマンス、低消費電力、フレキシビリティを同時に実現し、組み込み機器への柔軟な設計を可能にします。また、イノテックグループではTX−70 のソフトウェアプラットフォームも併せて提供することでお客様の製品開発期間の大幅な短縮化を実現いたします。」 とイノテック株式会社デバイステクノロジー本部 鏑木 祥介本部長は述べています。
「TX−70」の特徴
CPU :インテル(R) Atom(TM) プロセッサー E680/E660/E640/E620(動作周波数:1.6GHz/1.3GHz/1GHz/ 600MHz)
Chipset :インテル(R) PCH EG20T
Graphics :インテル(R) グラフィックス・メディア・アクセラレーター 500(CPU に内蔵)
Memory :On Board Memory DDR2−800 1GB/512MB
LCD Interface :LVDS×1, SDVO(Serial Digital Video Output)×1
Audio :HD Audio Codec
拡張IF :x 1 PCI Express x1 4Lane
電源電圧 :+5V 単一
サイズ :Ultra Embedded Form FactorII(70(W)×55(D)mm)
その他 :温度拡張対応, LPC, バックライトコントロール, Watch Dog Timer, RAS 機能, RTC
キャリアボード「T7x」と組み合わせた時の特徴
LAN :Gigabit Ethernet 1〜3
Graphics :LVDS 及びAnalogRGB 又は DVD−D ※独立二画面表示可能
USB :USB2.0 × 6, USB Device × 1
SD/SDIO :× 2(Boot 可能)
Storage :SATA × 1, (Boot 可能)
Serial :UART × 1〜2
GPIO :× 8 (TX−72 のみ)
サイズ :117(W) × 80(D) × 16(H) mm TX−70 実装時、突起物を含まず
* インテル、インテル Atom は、米国およびその他の国における インテル コーポレーションの商標です。
本製品に関しては下記の展示会でご覧頂けます。
第14回 組込みシステム開発技術展(ESEC) ( http://www.esec.jp/ )
2011年5月11日(木)〜13日(金)(会場:東京ビッグサイト)
出展ブースNo. 西12−71 イノテック
共同出展ブースNo. 西9−001 インテルブース内
※ 製品画像は、関連資料参照