コンテック、組み込み用Ｌｉｎｕｘターゲットプラットフォーム「マイクロコントローラ　ＭＣ−３００シリーズ」を発売

組み込み用Ｌｉｎｕｘターゲットプラットフォーム
マイクロコントローラ　ＭＣ−３００　シリーズ　新発売

ホームゲートウェイ、スマートメーター、生体認証端末などのアプライアンス機器に最適


　株式会社コンテック（東京証券取引所第二部　証券コード：６６３９）は、ＡＲＭ（Ｒ）プロセッサ内蔵の高性能ＳｏＣ　”Ｍａｒｖｅｌｌ　Ｋｉｒｋｗｏｏｄ”を採用したＬｉｎｕｘ　ＯＳが動作する小型コンピュータ機器を開発、「マイクロコントローラ　ＭＣ−３００シリーズ」として、５月中旬（予定）より発売を開始します。



　製品画像：”Ｍａｒｖｅｌｌ　Ｋｉｒｋｗｏｏｄ”　搭載マイクロコントローラ　ＭＣ−３００Ｂ−ＤＣ５−４５５
　　＊添付の関連資料を参照

　品　名：マイクロコントローラ　ＡＲＭ，ＬＡＮ　ｘ２，ウォールマウントタイプ
　型　式：ＭＣ−３００Ｂ−ＤＣ５−４５５
　主な機能：・１．２ＧＨｚ　ＡＲＭ（Ｒ）プロセッサ、高性能　ＳｏＣ　”Ｍａｒｖｅｌｌ　Ｋｉｒｋｗｏｏｄ”搭載
　　　　　　　・Ｌｉｎｕｘ　Ｋｅｒｎｅｌ　２．６　ＯＳ搭載
　　　　　　　・ＵＳＢ２．０×１、１００／１０ＢＡＳＥ−Ｔ×２、Ｍｉｃｒｏ　ＳＤ　ｃａｒｄ　ｓｌｏｔ×１
　価　格：オープン価格


　新製品は、組み込み機器や低電力アプリケーション向けに広く用いられる１．２ＧＨｚ動作のＡＲＭプロセッサを内蔵した高性能ＳｏＣ　”Ｍａｒｖｅｌｌ　Ｋｉｒｋｗｏｏｄ”を搭載、Ｌｉｎｕｘ　ＯＳ（Ｋｅｒｎｅｌ　２．６）をプレインストールした装置組み込み用の小型コンピュータです。　５１２ＭＢ（ＤＤＲ２　ＳＤＲＡＭ）のシステムメモリ、ストレージデバイスには大容量・高速アクセスのＳＤＨＣカードに対応したＭｉｃｒｏＳＤカードスロットを搭載しており、さまざまなオープンソースのリソースを活用して自由にアプリケーションを構築いただけます。　　また、組み込みアプリケーションに最適化されたＪａｖａ準拠プラットフォームＪ９　ＪＶＭを実装済み（バージョンアップにて対応予定）ですので、さまざまなＪａｖａアプリケーションを実行することもできます。

　新製品は、当社信頼のブランド「ボックスコンピュータＲ」に代表されるｘ８６系エンベデッドＰＣの設計ノウハウを投入した高信頼・省電力コンピュータです。　２４時間３６５日稼動のメンテナンスフリーが要求されるホームゲートウェイやルーターなどの情報通信端末、スマートメーターや太陽光発電の管理端末、生体認証などのセキュリティーシステムのアプライアンス機器として安心してご利用いただけます。　また、低消費電力（約８．５Ｗ）、省スペース、各種環境規格対応のエコロジー仕様ですので、ランニングコスト削減と省エネルギー化に貢献いたします。

※ＳｏＣ：コンピュータの主要機能を１つのチップに詰め込むこと。マイクロプロセッサ、チップセット、ビデオチップ、メモリなどの機能が１チップに集積されたもので、必要な面積も縮小され、消費電力も同等の機能を持つ複数チップによるシステムと比べて格段に抑えられます。


＊仕様は添付の関連資料を参照


＜お客様　お問い合わせ先＞
　総合インフォメーション
　ＴＥＬ　０３−５６２８−９２８６（ダイヤルイン）
　ＦＡＸ　０３−５６２８−９３４４
　Ｅ−ｍａｉｌ　tsc@contec.jp


※記載の会社名、製品名は、一般に各社の商標または登録商標です。
※記事に住所を記載いただきます場合は、本社住所の記載をお願いします。