キユーピーグループ、東日本大震災後の状況と今後の対応を発表

東日本大震災後の当社の状況と今後の対応について



　東日本大震災により被災された皆様に心よりお見舞い申し上げるとともに、一日も早い復興をお祈りいたします。

　キユーピーグループの現在の状況および今後の対応についてお知らせ致します。

○生産および商品供給の状況
　グループ各社の生産機能はほぼ震災前の水準に復旧しています。原資材の中には未だ流通が安定していないものもあるため、一部供給が不安定な商品もありますが、徐々に解消に向かっています。

○電力状況への対応
　生産部門では、土日や深夜帯を活用する等、製造時間帯の工夫によってピーク時電力を低減することに加え、建屋の遮熱対策による空調効率の向上や照明のＬＥＤ化等で節電を図る予定です。
　本社部門では、フロア毎の輪番休日や空調稼働時間の制限等によってピーク時電力の低減を図ります。また、通勤・勤務の環境を考慮し、フレックス制度活用の推進、オフィスのサテライト化など、働きやすさに配慮した環境整備も進める予定です。

○就労支援
　震災の影響による雇用環境の悪化に対し、雇用機会の創出として、以下の取り組みを進めています。
　　・２０１１年に大学以上を卒業して就職予定だった方のうち、震災の影響によって内定が取り消された方、あるいは辞退した方を対象に、グループで１０名程度の正社員を採用予定です。
　　・以下の各県（※）に所在するグループの事業所のうち１５箇所で、各地のハローワーク震災特別相談窓口を通じ、４月末から合計約４０名の臨時従業員を順次募集します。


※青森県、岩手県、宮城県、福島県、茨城県、埼玉県、千葉県