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トヨタと全タク連、「未来の日本のタクシー」実現に向けた協業で基本合意

2016-08-11

全国ハイヤー・タクシー連合会トヨタ自動車
“未来の日本のタクシー”実現に向けた協業で基本合意


 一般社団法人全国ハイヤー・タクシー連合会(本社:東京都千代田区、会長:富田 昌孝、以下、全タク連)とトヨタ自動車株式会社(本社:愛知県豊田市、社長:豊田 章男、以下、トヨタ)は、「タクシーの日」(※)である本日、“未来の日本のタクシー”の開発・導入に向けた協業を検討する旨の覚書を締結した。

 ※「タクシーの日」大正元年8月5日に日本で初めてタクシーが走った日

 日本のタクシーとトヨタとのつながりは、1936年にトヨダAA型がタクシーとして使用されたことにはじまり、現在のコンフォートにいたるまで、重要なパートナーとして長い歴史を重ねてきた。トヨタは、地域によっては年間10万kmもの長距離を走るタクシーとしてクルマをご愛用いただくことで、その信頼性、耐久性を高め、お客様に安全・安心に乗っていただけるクルマを育ててきた。

 全タク連とトヨタは、これまで同様重要なパートナーとして、日本のタクシーを「世界で最も安全・安心かつ世界に誇れる公共交通機関」として発展させ、今後も日本社会における交通インフラとして強化していく。

 トヨタは、日本の街の風景を変えることを念頭に、“おもてなしの心”を反映したデザインを採用した次世代タクシーを開発しており、2017年度内の発売を予定している。今後は、全タク連とトヨタが協力して、子育てファミリー・高齢者など、世代・年齢や障がいの有無に関わらない多くの方々や、外国人観光客にとっての利便性をさらに向上させることで、バリアフリーでみんなに優しい街づくりとともに、観光立国への貢献を目指す。

 なお、両者は今後タスクフォースを立ち上げ、定期的な議論を通じ以下の内容を具体化していく。

<覚書の概要>
 1)誰にでも優しいユニバーサルデザイン(UD)タクシーの普及

 2)お客様の笑顔に資する「ホスピタリティ」、「安全・安心」、「利便性」を向上させる車両仕様の策定や、周辺システム等の構築に向け、以下を検討する。
  [1]先進安全装備の充実
  [2]利用者の利便性の向上
  [3]多言語対応への協力

 3)東京地区においては、高齢者、女性、新卒、外国人等、今後さらに多様化する乗務員の運転及びサービスの負担を軽減できる、自動運転技術の活用を目指し、将来の自動運転技術の開発・活用に向けて、以下の内容で双方向の協力を検討する。
  [1]タクシーを使った交通・道路環境の情報収集・解析を通じトヨタの考える自動運転のかたち「モビリティ チームメイト コンセプト」の開発に活用
  [2]「モビリティ チームメイト コンセプト」に基づき開発された自動運転技術を活用したタクシーの実験的な営業への相互協力

以上




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