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JFEエンジニアリング、津製作所構内のバイオマス発電所が完成し商業運転開始

2016-08-08

バイオマス発電所が完成、本格商業運転開始


 JFEエンジニアリング株式会社(社長:狩野久宣、本社:東京都千代田区、以下当社)と株式会社日本政策投資銀行(社長:柳正憲、本店:東京都千代田区)他4社(※1)が設立した株式会社グリーンエナジー津(以下GET)が当社津製作所構内に建設したバイオマス発電所がこのほど完工し、本格商業運転を開始いたしました。
 なお、本格運転にあわせ8月2日に前葉泰幸津市長、石垣英一三重県副知事はじめ、来賓ならびに関係者約100名をお招きして開所式を執り行いました。

 この発電所では、循環流動層ボイラ(CFBボイラ)を用いてPKS(パームやし殻)や木質チップなどのバイオマス燃料を燃焼し発電を行います。燃料は「バイオマス産業都市構想(※2)」を掲げる津市のご協力を得て、地域資源である未利用間伐材等を積極的に利用する予定で、地域創生に貢献していきます。
 発電された電力はFIT(再生可能エネルギー固定価格買取制度)を活用して、当社100%出資の新電力会社であるアーバンエナジー株式会社(社長:小賀坂善久、本社:横浜市鶴見区)などに売電します。

 GETは発電所の建設・運営資金を主として株式会社百五銀行(頭取:伊藤歳恭、本店:三重県津市)、三井住友信託銀行株式会社(取締役社長:常陰均、本店:東京都千代田区)および日本政策投資銀行からプロジェクトファイナンス(※3)(約15年)により調達し、本年9月に融資が実行される予定です。

 当社はGETへCFBボイラ、蒸気タービンなどをはじめとした最先端のプラント機器を提供しており、20年間の包括運営(O&M)も受託しました。当社の豊富な運営実績を生かして操業を行い、事業の安定化を図ります。

 当社は今後も発電プラントに関する様々なエンジニアリングサービスを提供すると共に、事業資金の獲得から燃料の安定調達、オペレーション、メンテナンス、電力販売まで事業組成全般に関する提案を行い、事業化を支援することで、再生可能エネルギーの普及促進に貢献してまいります。

 ※1 会社概要参照

 ※2 津市内の3つのゾーン(都市、農住、自然環境共生)から発生する未利用・廃棄物系バイオマス(木質系、食品廃棄物、下水汚泥)と4つの事業化プロジェクトを組み合わせ、クリーンエネルギー産業と雇用の創出を図り、環境にやさしく住みよいまちを目指すという構想。2014年9月22日、津市とJFEエンジニアリングは、この事業を協力して推し進めるためバイオマス産業都市構築に関する包括連携協定を締結した。

 ※3 百五銀行および三井住友信託銀行が約70億円の優先融資(返済における優先順位が高い融資)を行い、日本政策投資銀行が約10億円の劣後融資を行う。

 *リリース詳細は添付の関連資料を参照



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