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富士通SSL、農林水産省のWebサイトを全面的に再構築し公開開始
農林水産省様のWebサイトを全面的に再構築し、本日公開
〜複数サーバに分散していた各庁や地方局のWebサイトを1台のサーバに集約し、
「WebコアCMS」で一元管理。サイト管理者の運用負荷を大幅に軽減〜
株式会社富士通ソーシアルサイエンスラボラトリ(本社:神奈川県川崎市、代表取締役社長:林恒雄)は、自社開発で豊富な導入実績を誇るWebコンテンツ管理システム「FUJITSU Enterprise Application Web コアCMS(フジツウ エンタープライズ アプリケーション ウェブ コア シーエムエス)」(以下:「WebコアCMS」)を活用して農林水産省様のWebサイトを全面的に再構築し、本日2016年8月1日にリニューアル公開されました。今回の再構築により、サイト管理者の運用負荷を大幅に軽減すると共に、マルチデバイスでのWebサイトの閲覧や、新たな絞り込み検索機能「逆引き事典」を実現したことで利用者の利便性がより一層向上しました。
リニューアルされたWebサイトは、スマートフォンやタブレット端末などのマルチデバイスにも対応しており、パソコンと同じ情報をいつでもどこでも閲覧できます。また今回、農林水産省様のご要望にお応えし、通常のサイト検索機能とは別に、補助金や融資、出資などの情報を容易に見つけ出すことのできる「逆引き事典」を開発し、提供しました。利用者は、カテゴリ一覧からクリック形式で条件を絞り込んでいくことで、探したい情報を手軽に検索することが可能です。
運用面においては、従来、複数サーバに分散していた農林水産省、林野庁、水産庁、地方局などのWebサイトを1台のサーバに集約し、「WebコアCMS」ですべてのコンテンツを一元管理することで、サイト管理者の運用負荷を大幅に軽減しました。
このたびのリニューアルは、株式会社NTTデータ・アイ(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:川島祐治)の協力を得て実現しました。農林水産省様は、国民や農業・林業・漁業従事者にとって有益な情報を利便性の高いWebサイトでタイムリーに発信していくと共に、「WebコアCMS」の活用により運用コストの削減を図っていきます。また当社は、農林水産省様のWebサイトがこれまで以上に効果的かつ効率的に運用されるよう、Webサイトの運営全般を強力にバックアップしてまいります。
【農林水産省様 Webサイト】http://www.maff.go.jp/
※参考画像は添付の関連資料を参照
【背景】
農林水産省様は、Webサイトを活用し、食料の安定供給や農業・林業・漁業従事者に向けた各種情報、政策や報道発表案件など、長年に渡り日々積極的に情報を発信しています。その情報量は省庁の中でもトップクラスで、約11万ページにも及んでいました。その一方で、サイト利用者は、膨大な情報量の中からすぐに必要な情報を探し出すことが難しく、目的のページに辿り着くまでに時間を要していました。
また、Webサイトのサービス向上のためカスタマイズで機能追加を続けた結果、システムが複雑化し運用の難しさが課題となっていました。さらに、農林水産省、林野庁、水産庁、地方局などのWebサイトはそれぞれ別の複数サーバで運用されていたため、Webサイト全体を統括する管理者の運用負荷が高く、運用負荷の軽減が求められていました。
【「WebコアCMS」の導入効果】
1.サイト管理者の運用負荷を大幅に軽減
・複数のサーバで運用していた農林水産省と各庁のWebサイトを1台のサーバに集約し、すべてのコンテンツを「WebコアCMS」で一元管理することで、サイト管理者の運用負荷を大幅に軽減します。また、「WebコアCMS」の導入により承認ワークフローが一本化されるため、作成から公開に至るまでの承認者権限を明確化することができます。
2.直観的な画面操作が可能
・「WebコアCMS」のユーザビリティに優れた直観的な操作性により、従来のCMSに慣れ親しんだ職員でも簡単な教育のみでコンテンツの登録や削除、申請、承認など一連の操作をスムーズに行うことができます。
3.効果的な情報発信を実現
・「WebコアCMS」の導入により、1時間単位だったWebコンテンツの配信スケジュールが1分単位で設定可能となり、より効果的に情報発信を行うことができます。
【Webサイトのリニューアルポイント】
1.「逆引き事典」で情報の探しやすさが格段に向上
・「逆引き事典」は農業編、林業編、水産業編のジャンルに分かれており、それぞれ、補助金、融資、出資、税制、優良事例のカテゴリから、さらに細かい条件をクリック形式で絞り込んでいくだけで、必要な情報を簡単に探し出すことができます。さらに、複数ページを比較したい場合は、各ページの共通する項目を抽出し、一つの画面に表示するため、複数ページの内容を一目で把握することができます。
2.スマートフォンとタブレット端末でも閲覧可能
・スマートフォンやタブレット端末などのマルチデバイスへも対応したことで、パソコンと同じ情報をいつでもどこでも気軽に閲覧できます。
3.親しみ感とインパクトのあるデザインに一新
・ページの背景に農業や漁業にまつわる日本各地の写真を週替わりで掲載し、親しみ感とインパクトのあるデザインに一新しました。写真をクリックすることで関連情報が簡単に閲覧できる仕組みになっており、閲覧者にプラスαの価値を提供します。
【今後の予定】
今後、農林水産省様は、アクセスログ機能を活用してページの閲覧動線を解析することでさらなる改善を図り、より利便性の高いWebサイトを活用した情報提供を目指していきます。当社は、現在別のシステム上で運用している絞り込み検索機能「逆引き事典」と「WebコアCMS」をより密に連携させることで、さらに利便性の高い情報提供の実現を目指します。
【関連リンク】
自社開発のWebコンテンツ管理システム「WebコアCMS」を販売開始
http://www.fujitsu.com/jp/group/ssl/resources/news/press-releases/2016/0713.html
「FUJITSU Enterprise Application WebコアCMS」製品ページ
http://www.fujitsu.com/jp/group/ssl/products/software/applications/website/webcore-cms/
農林水産省様 Webサイト
http://www.maff.go.jp/
株式会社NTTデータ・アイ Webサイト
http://www.nttd-i.co.jp/
【株式会社富士通ソーシアルサイエンスラボラトリについて】URL:http://www.fujitsu.com/jp/group/ssl/
当社は富士通グループの一員として、ソフトウェア開発/システム構築を中心に事業を展開してきました。現在、それらの実績と最先端のICTをもとに「Digital Platform」「Security」「Business Application」「Innovation」の4つのカテゴリ、46のソリューション群「PoweredSolution(パワード・ソリューション)」により、お客様の企業価値向上をご支援しています。また、「オープンイノベーションHUB」として数多くの大学や先進企業と共創活動を行ってきた実績を活かし、お客様と共にイノベーションの創出に取り組んでいます。
【商標について】
記載されている製品名などの固有名詞は、各社の商標または登録商標です。
以上