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住友商事、英国でギャロパー洋上風力発電事業に参画

2016-08-03

イギリスにおけるギャロパー洋上風力発電事業参画について

 住友商事株式会社(本社:東京都中央区、取締役社長:中村邦晴、以下「住友商事」)は、オーストラリア大手金融機関Macquarieとの間で、イギリス洋上風力発電事業会社(注1)の株式(12.5パーセント)を間接的に取得する契約を締結し、ギャロパー洋上風力発電事業(以下「本事業」)へ事業参画することを決定しました。今後、必要な諸手続きを経て、速やかな参画を目指します。

 本事業は、RWE(ドイツ大手発電事業会社)、Siemens、UK Green Investment Bank(イギリス政府100パーセント出資の再生可能エネルギーに特化した金融機関)およびMacquarieが共同して、イギリス沖合約27キロメートル(水深約27〜36メートル)の北海海域にて開発を進める洋上風力発電事業です。2015年10月にプロジェクトファイナンス組成を完了し、現在、建設工事中です。

 総事業費は約2,000億円で、その大半を上述のファイナンスにて賄います。総発電容量は336メガワットで、Siemens社製発電タービン合計56基を擁する計画です。発電された電力はイギリス在の電力会社との長期契約に基づき売電され、その年間発電量は約34万世帯分の年間消費電力量に相当します。2018年の完工を予定しており、完工後約25年間にわたりクリーンな電力を供給します。

 住友商事は、これまでに世界各地(日本国内、アメリカ、南アフリカ等)の風力発電事業に携っており、洋上風力発電事業では既にベルギーにおいて3案件(操業中ベルウィンド165メガワットおよびノースウィンド216メガワット、建設中ノーベルウィンド165メガワット)に事業参画しています。
 住友商事は洋上風力発電の最大市場であるイギリスを重要戦略市場の一つに位置付け、事業機会を検討してまいりました。今後、住友商事は本事業を通じて培う経験やノウハウを蓄積し、更には他株主とのパートナーシップを活かし、欧州洋上風力事業等に積極的に取り組みます。

 住友商事はこれからも再生可能エネルギービジネスを通じ、グローバルに地球環境の保全に貢献してまいります。

 (注1)Galloper Wind Farm Limited(既存株主:RWE25パーセント、Siemens25パーセント、GIB25パーセント、Macquarie 25パーセント)

 ※参考資料は添付の関連資料を参照

<関連リンク>
 >企業情報:環境・インフラ事業部門
 http://www.sumitomocorp.co.jp/company/business_summary/infrastructure/

 >事業紹介:環境・インフラ事業部門
 http://www.sumitomocorp.co.jp/business/unit/infrastructure/





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