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オレガ、ロジテック子会社からVVAULT AUDIT搭載「BOX型NAS」を発売
【新製品】
ロジテックがVVAULT AUDIT搭載BOX型NASを発売
―VVAULT AUDIT Professional OEM標準搭載モデルを設定―
システム開発の株式会社オレガ(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:三好 修、以下オレガ)は、ロジテックINA ソリューションズ株式会社(本社:長野県伊那市、代表取締役社長:葉田 順治、以下ロジテックINA ソリューションズ)が、オレガのファイルサーバーログ管理ソフトウェア「VVAULT AUDIT」(呼称:ブイボルトオーディット)を標準搭載したWindows Storage Server 2012 R2搭載BOX型NAS「LSV−MS2VKW シリーズ」、及び「VVAULT AUDIT Professional OEM 1年ライセンス」をバンドルした「LSV−MS2VKWL シリーズ」を発売することを発表いたします。
「VVAULT AUDIT」は、機密情報や特定個人情報の保存先として多くの利用が想定される企業のファイルサーバーに対して、正しいアクセス権で運用管理されているか、機密情報が記載されたファイルが確実に削除されているか、また不正に持ち込まれた機器によるアクセスが無いかなどのアクセス履歴を長期保存し、必要に応じてユーザー操作のトレースや不正アクセスの監視を実現するファイルサーバーログ管理ソフトウェアです。
現在、中小企業から大企業まで幅広く利用されているファイルサーバーには、社員名簿や株主情報などの特定個人情報が保存されていることが多く、2016年1月より利用が開始されたマイナンバー制度では、そのアクセスログを厳密に管理することが求められています。また最近では、標的型攻撃やランサムウェアなどにより、社内のファイルサーバーに保存された機密情報が外部の攻撃者から狙われるケースが続発しています。
そこで両社では、ロジテックINA ソリューションズの法人向けNAS製品「LSV−MS2VKW シリーズ」に対して「VVAULT AUDIT」を標準搭載することにより、今後増加するセキュリティ需要に合わせてお客様の利便性をより高め、またサポートの一元管理を実現するセキュリティ対応NAS製品として提供していくこととなりました。
今回の提携により、今後ロジテックINA ソリューションズは「LSV−MS2VKW シリーズ」に対して、保存可能なログが2週間分までに制限される無償版の「VVAULT AUDIT Basic」を標準搭載して販売いたします。また、ログ保存期間の制限が解除される有償ライセンス「VVAULT AUDIT Professional OEM 1年ライセンス」をバンドルした「LSV−MS2VKWL シリーズ」や、その更新ライセンスの販売についても合わせて開始いたします。
両社では今後も双方の技術協力を行い、時系列データを利用してランサムウェアなどの異常操作を検知する機能や、お客様のISMS適合性認証取得を支援する監査レポート機能などについても順次開発を進めるとともに、SMB市場におけるサーバー・ストレージ環境の運用性、生産性を向上させるべく協力して参ります。
【LSV−MS2VKWL シリーズについて】
「LSV−MS2VKWL シリーズ」は、OSにWindows Storage Server 2012 R2を搭載し、ウエスタンデジタル社製NAS専用ハードディスク「WD Red」を採用したBOX型NASです。Windows、MacOS X、Linuxの各クライアントで簡単なファイル共有を可能にし、デュアルコアプロセッサ、メモリ4GB、USB3.0で快適なファイル共有環境を実現しています。また、本製品にはアクセスログ管理ソフトとして「VVAULT AUDIT」をプリインストールして出荷し、「VVAULT AUDIT Professional OEM 1年ライセンス」をバンドルしています。さらに詳しい情報は製品Webサイト(http://www.logitec.co.jp/products/nas/lsvms2vkwl.php)でご覧いただけます。
※図1・製品情報などリリース詳細は添付の関連資料を参照
・VVAULT、Alternax及び番宣組は株式会社オレガの登録商標です。その他の企業名、製品名ならびにサービス名はそれぞれの会社の商標もしくは登録商標です。