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ユニアデックス、学校向け「クラウド型パソコン教室サービス」を販売開始
ユニアデックス
学校向けに「クラウド型パソコン教室サービス」販売開始
―BYODを支える仮想デスクトップ環境をクラウドサービスで提供―
ユニアデックス株式会社(本社:東京都江東区、社長:東 常夫、以下 ユニアデックス)は、学校向けに、個人所有の持ち込みパソコンの利用を可能にする「クラウド型パソコン教室サービス」を本日から販売開始します。
これまで大学では、パソコンを使った授業を行うために専用のパソコン教室を各キャンパスや建物ごとに整備してきたため、数百台から千台を超えるパソコンを所有している大学も少なくありません。このことから、運用維持費や、数年ごとに行う最新モデルへの入れ替えコストの増加は深刻な課題となりつつあります。
その一方、学生個人が所有するパソコンやタブレット端末は高機能化が目覚ましく、低価格化も伴い所有率が高まっています。これにより、大学では個人所有の持ち込み端末の利用を許可するBYOD(Bring Your Own Device)の採用が注目されつつありますが、セキュリティー対策やOSの多様化による制約などの問題から、導入が進みにくい現状があります。
このたびユニアデックスは、学校外のデータセンターで運用するクラウド上に、仮想的なパソコン教室の機能を搭載した「クラウド型パソコン教室サービス」の販売を開始します。本サービスは、クラウド上に環境を構築するため、専用のパソコン教室は撤廃でき、パソコンの故障やソフトウエアメンテナンスなどを対応する専任のITスタッフも不要になります。
さらに本サービスでは、授業や自習で学生個人が所有する端末(ノートPC、タブレット端末など)が利用できます。学生は、個人所有の端末からWebブラウザを用いて仮想デスクトップにログインするだけで、学内のどの教室からでも授業などで利用するソフトウエアが搭載されたデスクトップ環境をセキュアに利用できます。
教員は、場所が限られた従来型のパソコン教室にとらわれず、一般教室においてもパソコンを用いた授業が開催でき、授業で使わない時間帯は「自習用デスクトップ」として開放し、場所を問わず利用を促進するなど、従来の机を並べた講義型教室での教育から、グループ学習型教室へ学習環境の改革が実現できます。
本サービスは、すでに2016年4月から東京農工大学で稼働しており、学内にあった約500台規模のパソコン教室を撤廃、学生全員が個人所有のパソコンを使って、仮想デスクトップにログインし、授業や自習で利用されています。
今後、小中学校や高校では、プログラミング学習など、パソコンを使った授業の増加が予想されます。本サービスを活用することで、設備投資を抑えて迅速に対応することが可能となります。
ユニアデックスは、本サービスを大学はじめ学校向けに販売し、今後3年間で20億円の売上を目指します。
*リリース詳細は添付の関連資料を参照
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