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デンカ、シンガポール・バイオポリスにライフサイエンス研究開発拠点を開設

2016-07-29

シンガポール・バイオポリスにライフサイエンス研究開発拠点を開設


 デンカ株式会社(本社:東京都中央区、社長:吉高紳介(◇)、以下「デンカ」)は、健康・ライフサイエンス分野初の海外研究拠点となる「Denka Life Innovation Research Private Limited」(以下「DLIR」)をシンガポール・バイオポリスに設立することを決定しましたのでお知らせいたします。

 ◇社長名の正式表記は添付の関連資料を参照

 シンガポール政府は、国の研究開発政策として、活力あるバイオメディカル・サイエンス研究体制の強化のため、バイオ研究ハブ「バイオポリス」を建設し、内外の研究機関や企業の誘致を進めています。バイオポリスにはシンガポール科学技術庁(以下「A*STAR」)のバイオ研究機関のほか、世界のバイオ関連企業の研究部門が集結して、官民連携を深めながら先進的な研究が行われています。デンカは現在、機能樹脂、エラストマーなどの高分子分野においてA*STARとの共同研究を進めており、今回のDLIRの開設により、ライフサイエンス分野においても新たな連携を推進してまいります。

 デンカグループは、成長が期待されている健康・ライフサイエンス分野へ資源を集中して、従来からの事業であるワクチン、検査試薬、ヒアルロン酸製剤などに加えて、がん、遺伝子検査、健康診断などの新たな領域に注力しています。「ライフイノベーション研究所」(東京都町田市)に続きシンガポール・バイオポリスに研究開発拠点を設けることで、先進的かつグローバルな研究を担う人材を確保・育成するとともに、オープンイノベーションをより一層推進、加速させてまいります。
 尚、DLIRでは、デング熱、ジカ熱など熱帯感染症の関連製品や、当社が2015年に子会社化したIcon Genetics GmbH社の「magnICON(R)」(※1)を用いたワクチン研究などの次世代製品の開発を中心に進めてまいります。

■Denka Life Innovation Researchの概要

 ・概要は添付の関連資料を参照

■注記
 ※1:「magnICON(R)」
  植物における遺伝子組換え技術を用いて、抗体やワクチン抗原等の高分子タンパク質を産生する技術で、微生物培養や昆虫・哺乳動物の細胞培養に比べて、高分子タンパク質を、安全に、低コストかつ短時間で大量生産することを可能とするプラットフォームです。第三者の専門的機関から、同様な植物由来の技術に比べ、収率や生産コストの点で優位性があるとの評価を受けております。



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