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キヤノンMJ、流通・小売市場向けネットワークビデオレコーダーを発売
流通・小売市場向けのネットワークビデオレコーダーを発売
キヤノンマーケティングジャパン株式会社(代表取締役社長:坂田正弘、以下キヤノンMJ)は、流通・小売りの店舗や中小規模事業所向けに、防犯カメラシステムの低価格化とシステム構築の簡略化を実現した、ネットワークビデオレコーダー“VS−NVR16”を2016年10月上旬より発売します。
*製品画像は添付の関連資料を参照
流通・小売りの中規模店舗やオフィスの中小規模事業所などにおいては、近年、安全・安心に加え、盗難抑止効果などの期待もあり、防犯カメラシステムの需要が増加しています。一方、カメラの高画素化や設置台数の増加に伴う記録データの増大により、録画システム全体のコストアップがお客様の負担増につながっています。
“VS−NVR16”は、日本電気株式会社(本社:東京都港区、代表取締役執行役員社長:新野 隆、以下 NEC)と協業し、製品化したネットワークビデオレコーダーで、キヤノンとアクシスのネットワークカメラ計3機種に対応しています。中小規模向けながら最大16台のカメラの映像を同時に記録することが可能で、4TBのハードディスクを内蔵しているため、カメラ16台の映像をHD画質で約14日間保存(※1)できます。また、店舗やオフィスの監視に必要なシンプルな機能を搭載しているため、簡単な操作性と低価格を実現しています。さらに、カメラと接続するためのPoEハブを内蔵しているため、設置スペースを最小限に抑え、店舗のバックヤードなど狭小スペースへの設置に適しています。
キヤノンMJは、高画質・高品位なキヤノンとアクシスのカメラと、信頼性が高く低価格な“VS−NVR16”を組み合わせて流通・小売りの店舗や中小規模事業所向けに提案していきます。また、NECとは販売面でも協業し、流通・小売市場や中小規模事業所向けの提案を強化していきます。
キヤノンMJとNECは、2015年に劇場・展示場・商業施設などの大規模集客施設における、ネットワークカメラで撮影した映像を活用した「大規模集客施設運用支援ソリューション」を共同で構築することに合意しました。2020年とその先を見据え、今後も両社の製品・サービス・技術を組み合わせたソリューションの提供について共同で検討していきます。
・製品名:VS−NVR16
・希望小売価格:オープン価格
・発売日:2016年10月上旬
※1 保存時間は、録画設定や使用するネットワークカメラの機種によって異なります。
<主な特長>
1.PoEハブを搭載し、システム構築の簡略化と省スペース化を実現
・カメラへの給電が可能なPoEハブを内蔵、簡単にシステム構築が可能。
・最大16台のネットワークカメラ接続に対応。
・PoEハブを用意する必要がなく、省スペース化を実現。
2.標準搭載の映像管理ツール
・操作性の良い映像管理ツールを標準搭載。
・複数のユーザーでの利用時にユーザーごとに使用機能の権限設定が可能。
3.不正プログラムソフトウエアの実行対策
・利用可能なUSBデバイスを制限し、不正アクセスの防止と不正プログラムが実行されるリスクを大幅に低減。
・外部メモリーの書き出しデータを暗号化することにより、データの改ざんリスクを大幅に低減。
・システム認証アクセス制限機能を標準搭載。
4.操作性を向上させるさまざまな機能
・キーボードレスで操作が可能。
・設定情報をUSBメモリに保存することが可能で、機械故障時の早期復旧が可能。
<対応するネットワークカメラ>
*添付の関連資料を参照
<ネットワークカメラの国内市場動向>
ネットワークカメラの国内市場は、アナログカメラの買い換えに加え、オフィスビルや大規模商業施設の新築工事の増加などを受けて堅調に成長しています。現在の主な用途は防犯が中心ですが、近年ではIoTの普及と相まって、撮影映像のライブ配信や、大規模施設や市街地全体の映像を集めた映像分析、流通業向けのマーケティング活用など、従来の枠を超えたビジネスの拡大が
見込まれています。2016年も引き続き拡大基調を維持し、国内市場で約53万台(前年比約118%)と予想しています。(キヤノンMJ調べ)
*リリース詳細は添付の関連資料を参照
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050−555−90074