日本オラクル、ＬＩＸＩＬにＥＲＰパッケージ「Ｏｒａｃｌｅ　Ｅ−Ｂｕｓｉｎｅｓｓ　Ｓｕｉｔｅ」を提供

新生ＬＩＸＩＬ、成長戦略を支える経営管理基盤の大規模統合に着手

〜高度成長戦略とグローバル企業への変革を目指し
オラクルのＥＲＰパッケージを採用〜


・日本オラクル株式会社（本社：東京都港区北青山、代表執行役社長　最高経営責任者：遠藤　隆雄、以下　日本オラクル）は、株式会社ＬＩＸＩＬ（本社：東京都千代田区霞が関、代表取締役会長兼ＣＥＯ：潮田　洋一郎、以下　ＬＩＸＩＬ）がオラクルのＥＲＰパッケージ「Ｏｒａｃｌｅ　Ｅ−Ｂｕｓｉｎｅｓｓ　Ｓｕｉｔｅ」を採用し、経営管理基盤の大規模統合に着手したことを発表します。

・ＬＩＸＩＬ（リクシル）は、住生活グループの中核を成すトステム、ＩＮＡＸ、新日軽、サンウェーブ工業、東洋エクステリアの５社が統合し、２０１１年４月に発足しました。総売上高１兆円を超える総合住宅設備機器メーカーとなった同社は、国内リフォーム市場と急拡大するアジア市場をターゲットにグローバル企業としてさらなる成長を狙います。事業会社の統合による相乗効果を迅速に創出するためには、業務の統合が必要不可欠でした。その実現の第一歩として経営管理基盤の統合を決定し、まずは会計システムの構築から着手しました。

・従来は事業会社ごとに構築されていた会計システムを、グループ共通基盤である統合会計システムへと全面移行します。新システムは会計業務に加え、経営判断に必要なデータを迅速に提供できる機能も組み込んでいく予定です。また、グローバル展開を前提に多言語、複数通貨に対応させるとともに、ＩＦＲＳ（国際会計基準）への対応も視野にいれています。

・新統合会計システムは、オラクルのＥＲＰパッケージ「Ｏｒａｃｌｅ　Ｅ−Ｂｕｓｉｎｅｓｓ　Ｓｕｉｔｅ」を基盤に構築しています。「Ｏｒａｃｌｅ　Ｅ−Ｂｕｓｉｎｅｓｓ　Ｓｕｉｔｅ」の必要に応じて柔軟に機能を組み合わせられることや、Ｍ＆Ａや企業統廃合等を起因とした導入企業追加に順次対応していける点などを高く評価した結果、採用を決定しています。ＬＩＸＬは、新統合会計システムの導入により、業務プロセスの統一化や経営情報の可視化により業務効率の改善、Ｍ＆Ａとグローバル経営の加速などの効果を期待しています。同システムは、２０１２年４月に稼動開始予定です。


●ＬＩＸＩＬについて
　住生活グループ傘下の建材・住宅設備事業を展開する事業会社５社が統合してスタートしたＬＩＸＩＬは、優れた製品とサービスを通じて、世界中の人びとの豊かで快適な住生活の未来に貢献することを目指しています。
　ＬＩＸＩＬホームページ：http://www.lixil.co.jp/


●オラクルについて
　オラクルは世界で最もｃｏｍｐｌｅｔｅ、ｏｐｅｎ、ｉｎｔｅｇｒａｔｅｄなビジネスソフトウェアとハードウェア・システムの会社です。オラクルに関するより詳しい情報は、
　http://www.oracle.com/jpをご覧ください。


＊ＯｒａｃｌｅとＪａｖａは、Ｏｒａｃｌｅ　Ｃｏｒｐｏｒａｔｉｏｎ及びその子会社、関連会社の米国及びその他の国における登録商標です。文中の社名、商品名等は各社の商標または登録商標である場合があります。本文書は情報提供を唯一の目的とするものであり、いかなる契約にも組み込むことはできません。