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ノークリサーチ、2016年中堅・中小企業のオンラインストレージサービス活用の動向予測を発表
2016年中堅・中小企業におけるオンラインストレージサービス活用の動向予測
ノークリサーチ(本社〒120−0034 東京都足立区千住1−4−1東京芸術センター1705:代表:伊嶋謙ニ TEL:03−5244−6691 URL:http://www.norkresearch.co.jp)は中堅・中小企業におけるオンラインストレージサービス活用の動向予測に関する調査を実施した。(本リリースは「2016年版 中堅・中小企業におけるストレージ活用の動向予測レポート」のサンプル/ダイジェスト)
<企業規模を意識した個人向けサービスから法人向けサービスのステップアップ提案がカギ>
■年商5億円未満においても法人向けサービスの利用が増加、「管理/統制の強化」が課題
■2015年〜2016年にかけて導入可否の判断が明確になり、年商規模による差も生じてくる
■「ユーザ別アクセス権管理」以外の機能を年商規模の違いを踏まえて訴求することが重要
対象企業:日本全国/全業種の年商500億円未満の中堅・中小企業
対象職責:「企業経営もしくはITの導入/選定/運用作業」かつ「ストレージの導入/管理の意思決定または実作業」に関わる職責
調査実施時期:2016年5月中旬
有効回答件数:328件
※調査対象の詳しい情報については右記URLを参照
http://www.norkresearch.co.jp/pdf/2016storage_usr_rep.pdf
【年商5億円未満においても法人向けサービスの利用が増加、「管理/統制の強化」が課題】
ノークリサーチでは「オンラインストレージサービス」を「ストレージ機器を導入することなく、クラウド事業者が構築/運用するストレージ環境をユーザー企業がインターネットを介して月額/年額のサービスとして利用する形態」と定義している。さらにオンラインストレージサービスは以下の2つの形態に分けられる。
●オンラインストレージサービス(ファイルサーバ型):
社内に設置されたファイルサーバと同じように各PCからアクセスしてファイルの参照/編集を行えるサービス。
例)「Dropbox for Business」「OneDrive for Business」「GoogleDrive for Work」「Box」など
●オンラインストレージサービス(ストレージ基盤型):
業務アプリケーションとAPIを介して接続し、データの格納場所やバックアップ先として活用されるサービス。
例)「Amazon S3」「Google Cloud Storage」「Microsoft Azure Storage」「Cloudn Object Storage」など
以下のグラフは年商5億円未満の小規模企業におけるファイルサーバ型オンラインストレージサービスの活用状況を2015年と2016年で比較したものだ。(本リリースの元となる調査レポートでは年商500億円未満の全年商帯における経年変化データが含まれる)「企業として法人向けサービスを業務利用し、個人用サービスは禁止している」が2.7%から6.5%に増加していることから、小規模企業においてもオンラインストレージサービスにおける企業用途向け機能(アクセス権管理など)の重要性が徐々に認識されつつあると考えられる。だが、「社員が個人向けサービスを業務利用しているが、その状況を管理/統制できていない」も8.0%から11.7%に増加しており、管理/統制の強化が今後の課題といえる。このようにオンラインストレージサービス活用は企業規模によって現状や課題が大きく異なる。次頁以降ではその一部をサンプル/ダイジェストとして紹介している。
*グラフ資料・リリース詳細は添付の関連資料を参照