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IDCフロンティア、最速60秒でオートスケールするロードバランサーを提供開始

2016-07-20

IDCフロンティア、最速60秒でオートスケールするロードバランサーを提供開始
〜従来比約10倍の処理能力を実現、SSL証明書にも対応した「ILB」〜


 株式会社IDCフロンティア(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:石田 誠司、以下 IDCF)は、同社のクラウドサービスである「IDCFクラウド」のラインアップに新たに高性能タイプのロードバランサー「ILB」(Infinite Load Balancer)を加え、本日より提供します。本提供開始を記念し、7月中は利用料金が無料です。

 ILBは、Webサイトへ要求されるトランザクションに応じてサーバーの負荷分散を行うサービスです。クラウド型で必要なときに即座に構築することができ、さらにシステムの負荷状況に応じて処理能力を自動で増強させることが可能です。シンプルなWeb管理画面からの簡単設定により、IDCFクラウドで標準提供されるロードバランサーに比べ、約10倍の処理能力を実現します。また、SSL証明書を本サービスへ導入し、暗号化通信も集約して処理することができます。

 ※参考画像は添付の関連資料を参照

 これにより、突発的にアクセスの急増が想定されるテレビ・ソーシャルメディア連動のキャンペーンサイトや、デイリーアクティブユーザー(DAU)が30万〜50万規模となるようなゲームアプリなど、大量の同時アクセスが発生するシステムの負荷分散を、処理性能を見越した高価な専用アプライアンス機器などを導入することなく実現できます。
 導入・維持コストの削減およびシステム構築期間の短縮と運用負荷の軽減に加え、昨今のWebサイトのSSL通信(HTTPS)標準化の流れと負荷分散の両立にも容易に適応することができます。

 ILBの概要は次の通りです。
 ・アクティブ/アクティブの冗長構成を標準とし要求負荷が高まると60秒でオートスケール
 ・分散処理の最大性能は37,500TPS(*1)で、IDCFクラウド標準のロードバランサーの約10倍
 ・SSL通信の集約が可能で配下のサーバーの処理負荷をオフロード可能
 ・シンプルなWeb管理画面と分かりやすい入力項目による簡単設定を実現
 ・サービス利用料金は月額上限を採用し、ネットワーク料金はアウトトラフィックのみ課金

 サービス名称の“Infinite Load Balancer”には、負荷分散により処理能力を無限に向上させることを目指すという設計思想が込められています。今回の発表は、データセンター事業者としては国内第一位(*2)となる890Gbpsの回線総量を保有するIDCFのネットワーク基盤を最大限生かすものであり、IDCFクラウドのサービスラインアップ拡充とともに進めているネットワークサービス強化の一環です。

 IDCFは、データセンター事業を基盤としたクラウド事業の拡大を推進しており、企業がITインフラの設計や移行時にクラウドを優先して検討する「クラウドファースト」の流れに応えてまいりました。また、ビッグデータの分析プラットフォームを新たに展開し、クラウドでデータを処理するだけでなく、「データ集積地」(データも集積するセンター)となるべくビジネスモデルの変革を進めています。

 IDCFは引き続きIDCFクラウドを中心にクラウドサービスを拡充・強化し、自社で保有するデータセンターおよび高速大容量ネットワークを拡張し、お客様のITインフラ利用に革新をもたらすサービスの提供に取り組んでまいります。

 ※リリース詳細は添付の関連資料を参照




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