Article Detail
JFEエンジニアリング、リモートサービスセンターからのプラント遠隔支援を強化・拡大
リモートサービスセンターからのプラント遠隔支援を強化・拡大
〜進化する「JFEハイパーリモート(R)」で更なる最適操業へ〜
JFE%E3%82%A8%E3%83%B3%E3%82%B8%E3%83%8B%E3%82%A2%E3%83%AA%E3%83%B3%E3%82%B0/">JFEエンジニアリング株式会社(社長:狩野久宣、本社:東京都千代田区)はこのたび、横浜本社内に設置した「リモートサービスセンター」の機能を強化し、当社が建設・運転を行う都市環境プラント等の発電施設に対し、遠隔監視・操作による最適運転を支援する領域を拡大しました。
当社は、2014年9月に開設したリモートサービスセンターに、発電施設の中央制御室と同様の監視・操作機能を持つ「JFEハイパーリモート(R)」を導入し、2施設の運転、発電などの状況を24時間体制で集中管理を行ってきました。
リモートサービスセンターの主な強化・拡大ポイントは以下のとおりです。
・遠隔支援施設を2施設から5施設へ拡大(18年度には10施設以上を予定)。
・当社の電力小売子会社であるアーバンエナジー株式会社(※1)と連携し、安定操業を維持しながら電力料金の高い昼間に発電を多くするなど、発電量を曜日や時間帯などに応じ自動調整する機能(※2)を導入し、電力需要に応じた有利な売電サービスを展開。
・操業データや警報履歴などをビッグデータとして蓄積し、その解析により「最適運転モデル」を構築、リアルタイム運転データとの比較や解析結果から、トラブルの事前検知や抑制に有効なシステムに機能を向上。
今後当社は、施設をより効率的且つ、安心で安定的な運転を長期に維持するため、ビッグデータの解析に加え、運転技術、メンテナンスなどの様々な操業・運営に関わる情報のデータベース化を進めます。これをAI(※3)に組み込み、省力化・自動化による最適操業支援をよりいっそう強化してまいります。
※1 社長:小賀坂善久、本社:横浜市鶴見区
※2 2016年2月より3ヶ月間、実炉運転を行った結果から有効性を確認済
※3 人工知能
*リリース詳細は添付の関連資料を参照