Article Detail
オリックス不動産など、「ホテル JALシティ羽田 東京 ウエスト ウイング」を今秋開業
「ホテル JALシティ羽田 東京 ウエスト ウイング」を今秋開業決定
〜羽田空港周辺エリアで2棟目のホテル運営事業〜
オリックス不動産株式会社(本社:東京都港区、社長:松本 哲男、以下「オリックス不動産」)と株式会社オークラ ニッコー ホテルマネジメント(本社:東京都品川区、社長:マルセル・ファン・アルスト、以下「オークラ ニッコー ホテルマネジメント」)は、技術援助契約を締結し、2016年9月に「ホテル JALシティ羽田 東京 ウエスト ウイング」(以下「本ホテル」)を開業することを決定しましたので、お知らせします。現在、空港施設株式会社(本社:東京都大田区、社長:丸山 博、以下「空港施設」)が建設中の本ホテルを、竣工と同時にオリックス不動産が借り受け「ホテル JALシティ」ブランドにてホテル運営を行います。
本ホテルは、京浜急行電鉄空港線「穴守稲荷」駅から徒歩4分の場所にあり、2005年4月よりオリックス不動産が運営している「ホテルJALシティ羽田 東京」に次いで、羽田空港周辺エリアで2棟目のホテルとなります。また、本ホテルは「ホテルJALシティ羽田 東京」の西約70mと至近に位置することから開業にあわせ、現在羽田空港と「ホテルJALシティ羽田 東京」とを結ぶ無料送迎バスを本ホテルにも停車させる予定です。
建物は地上8階建て、ダブルとツインからなる全103室の客室で構成されており、朝食や飲料をご提供するラウンジをご用意いたしました。インテリアデザインには、ザ・ビバリーヒルトン(米国カリフォルニア州)、ル・メリディアンシカゴ(米国イリノイ州)、グランドハイアット仁川(韓国)、インディゴホテル(サウジアラビア)など数多くのホテルでデザインを手掛ける創業1965年の「ゲンスラー・アンド・アソシエイツ・インターナショナル・リミテッド」を起用し、深夜にご到着されるお客さま、早朝にご出発されるお客さまにゆっくりお寛ぎいただけるよう、ベージュトーンのソファや間接照明を用いた柔らかい空間でお出迎えいたします。また、ロビー床には、上空から俯瞰した羽田空港をモチーフにつくられた縦4.8m×横3.0mの象嵌(ぞうがん)(※1)タイルを施し、ラウンジには江戸の小路をイメージした格子模様の壁を配置、各フロアの廊下には紙すきの手法を使ったクロスを用いるなど、海外からのお客さまに日本の「和」を感じていただけるような空間を演出しています。
*参考画像は添付の関連資料を参照
全4タイプの客室には、桜や富士山といった日本の風景写真をモチーフにしたドリームボード(※2)を設置し、写真をぼかすことで、まるで夢をみているかのような雰囲気を演出しています。また、着物の八掛(はっかけ)(※3)を思わせるベッドライナー(※4)など、日本をイメージさせるマテリアルを採用しております。ビジネスマン向けのコンフォートタイプの客室には、パソコンでの作業が楽に行えるよう大きめのデスクを設置し、観光客が中心となるツインタイプの客室には寛ぎを重視したソファを設置しています。さらに、昨今の観光需要の高まりとともに大型化の傾向にあるスーツケースについても、客室内で荷物を広げられるようスペースを確保し、スーツケースが収納可能なベッドを採用するなど、ご利用されるお客さまの快適さに配慮いたしました。
羽田空港は、東京都心部へのアクセスも良く、訪日観光客の増加に伴って今後も利用者の増加が見込まれています。オリックス不動産とオークラ ニッコー ホテルマネジメントは、今後も増加する宿泊需要に対し、ホテル事業を通じて貢献してまいります。
※1 象嵌(ぞうがん)…工芸品の装飾技法の一つ。金属・陶磁・木材などの表面に模様を彫り、そのくぼみに金・銀・貝など他の材料をはめ込むものをいう。
※2 ドリームボード…「桜」「富士山」「東京タワー」「東京駅」といった日本の風景写真をアートワークとして表現し、部屋タイプごとにベッド横の壁面に装飾したもの。
※3 八掛(はっかけ)…袷(あわせ)長着の裏裾に用いる布のことで、裾回しともいわれる。前後身頃(みごろ)の裾に4布、衽(おくみ)に2布、襟先に2布、合わせて8枚掛けることから八掛とよばれる。
※4 ベッドライナー(ベッドスロー)…主に海外において、靴を履いたままベッドに横たわる時、ベッドカバーなどの汚れを防ぐためのもの。日本では装飾やベッドメーキング完了の合図として設置することが多い。
以上
*リリース詳細は添付の関連資料を参照