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日本産業機械工業会、5月の産業機械受注状況を発表
平成28年5月 産業機械受注状況
1.概要
本月の受注高は2,385億8,500万円、前年同月比60.3%となった。
内需は、1,734億3,600万円、前年同月比64.7%となった。
内需のうち、製造業向けは前年同月比54.5%、非製造業向けは同69.8%、官公需向けは同72.2%、代理店向けは同108.5%であった。
増加した機種は、鉱山機械(164.2%)、化学機械(102.9%)、ポンプ(104.3%)、圧縮機(108.3%)、送風機(152.2%)の5機種であり、減少した機種は、ボイラ・原動機(40.6%)、タンク(13.0%)、プラスチック機械(86.9%)、運搬機械(71.7%)、変速機(73.8%)、金属加工機械(57.4%)、その他機械(56.1%)の7機種であった(括弧の数字は前年同月比)。
外需は、651億4,900万円、前年同月比51.2%となった。
本月、プラント案件はなかった。
増加した機種は、タンク(740.9%)、変速機(180.6%)の2機種であり、減少した機種は、ボイラ・原動機(61.0%)、鉱山機械(65.1%)、化学機械(25.5%)、プラスチック機械(72.9%)、ポンプ(46.9%)、圧縮機(54.0%)、送風機(22.9%)、運搬機械(96.4%)、金属加工機械(59.4%)、その他機械(51.1%)の10機種であった(括弧の数字は前年同月比)。
2.機種別の動向
[1]ボイラ・原動機
鉄鋼、電力、外需の減少により前年同月比45.0%となった。
[2]鉱山機械
窯業土石、その他製造業、鉱業の増加により同154.4%となった。
[3]化学機械(冷凍機械を含む)
外需の減少により同68.4%となった。
[4]タンク
化学、石油・石炭、電力の減少により同19.5%となった。
[5]プラスチック加工機械
自動車、外需の減少により同78.2%となった。
[6]ポンプ
外需の減少により同82.2%となった。
[7]圧縮機
外需の減少により同80.0%となった。
[8]送風機
官公需の増加により同105.1%となった。
[9]運搬機械
情報通信機械、造船の減少により同77.6%となった。
[10]変速機
官公需の減少により同87.9%となった。
[11]金属加工機械
鉄鋼、金属製品、自動車、外需の減少により同58.1%となった。
※以下の資料は添付の関連資料「平成28年5月 産業機械受注状況」を参照
・(表1)産業機械 需要部門別受注状況
・(表2)産業機械 機種別受注状況
・(表3)平成28年5月 需要部門別機種別受注額