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日本光電、救急領域での迅速な脳波測定が可能なテレメトリー式脳波計を発売

2016-07-12

日本光電
EEG ヘッドセットAE−120A 新発売


 日本光電工業株式会社(本社:東京都新宿区、社長:荻野博一、以下 日本光電)はこの度、救急領域での迅速な脳波測定(※1)を可能にしたテレメトリー脳波計 EEGヘッドセットAE−120A(以下、AE−120A)を発売しました。
 AE−120Aは、患者さんの頭部にヘッドセット本体を被せるだけで最大8chの脳波を測定し、無線方式で脳波計に脳波データを送信・保存できます。
 近年、神経救急・集中治療の普及により原因不明の意識障害患者への脳波測定の必要性が指摘されていましたが、電極装着の煩雑さ等の理由により熟練した医療従事者が必要なことが課題となっていました。前処理(※2)が不要な脳波用ディスポ電極(NE−091S7)と組合せて使用することで、脳波測定に不慣れな医療従事者でも簡単かつ迅速に脳波を測定できます。
 本製品は、国内の救命救急センタ、集中治療室などを中心に、今後3年間で150台以上の販売を見込んでいます。

 本製品の主な特長は次のとおりです。

 1.簡単装着、迅速な脳波測定が可能
 頭部にヘッドセット本体を被せ、ベルトで固定させるだけの簡単な装着方法を実現。多様な頭部形状に適合する、柔軟な電極アームを採用。

 2.ワイヤレス&無線通信を採用
 脳波電極をヘッドセット本体に着脱することでワイヤレス化を実現、測定中の脳波データをヘッドセット本体からBluetooth脳波計に送信。

 3.アクティブアンプ搭載
 ヘッドセット本体にアクティブアンプを搭載しているため、外部ノイズの影響を受けにくく、接触抵抗が高くても安定した脳波測定が可能。

 4.モーションセンサ搭載
 脳波測定中の頭の動きをリアルタイムに検知することにより、発作波と頭の動きによるノイズとの識別が可能。

<主な製品規格>
 ・脳波電極数 脳波:8ch(F3、F4、T3、T4、C3、C4、O1、O2)
          O1、O2はオプション電極(皿電極)

 ・無線通信方式 Bluetooth

 ・サンプリング周波数 200Hz

 ・接続可能な脳波計 EEG−1250、EEG−1200シリーズ、EEG−9100

 ・バッテリ 単3アルカリ電池2本

 ・防水機能 IP33(※3)

 ・寸法・重量 W56mm×H43mm×D151mm
         約240g(ベルト、額パッド、電池含まず)

 ※1 本製品は長時間の脳波モニタリングには適していません。救急初療時の脳波スクリーニング検査(約1時間程度)での運用を想定しています。
 ※2 前処理:安定した脳波を測定するため、電極を装着する部位の頭皮をアルコール綿で消毒。
 ※3 IP(International Protection):防塵性能・防水性能に関する保護等級。IP33は直径2.5mm以上の工具先端や固形物体が内部に侵入せず、垂直より左右60℃以内からの降雨によって有害な影響を受けない等級。

<製品写真>

 *添付の関連資料を参照





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