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マクニカネットワークス、福岡大にハイパフォーマンス次世代IPSなど提供
マクニカネットワークス、福岡大学へ
ハイパフォーマンス次世代IPS「McAfee Network Security Platform」および
DNS/DHCP専用アプライアンス「Infoblox Trinzic DDI」を提供
〜利便性を維持したままセキュリティを強化し、運用負荷を大幅に軽減〜
ネットワーク機器やセキュリティ対策ソリューションを提供するマクニカネットワークス株式会社(以下、マクニカネットワークス、本社:神奈川県横浜市港北区新横浜1−5−5、代表取締役社長:池田 遵)は、福岡大学(所在地:福岡県福岡市城南区七隈八丁目19−1、学長:山口 政俊)へ、インテル セキュリティ社製ハイパフォーマンス次世代IPS「McAfee(R)Network Security Platform(以下、McAfee NSP)」、およびインフォブロックス社製DNS/DHCP専用アプライアンス「Infoblox Trinzic DDI」を提供したことを発表いたします。
2万名を超える学生が在籍し、2つの大学病院も併設する西日本屈指の総合私立大学である福岡大学では、教育・研究・医療活動の更なる発展と業務効率化を目的に、情報化に関わる企画・構築・運用管理に日々取り組んでいます。1967年にスタートした情報システム基盤は、1994年には「FUTURE(Fukuoka University Telecommunication Utilities for Research and Education)」と呼ばれる高度情報ネットワークと教育研究システムへと進化し、以後5年ごとに更新を繰り返しながら、学生や研究者のために未来志向の高度な通信網と情報システム環境として活用され続けています。
福岡大学は、このFUTUREの活用を進めるなかで、幾つかの課題を抱えていました。
1つ目の課題は、ネットワークセキュリティの強化を目的に導入したIPSが安定性に欠け不正コードを検知する度に通信が遮断されるトラブルが頻発し、運用自体が大きな負担になっていたことでした。しかし、スループット性能と安定性の高い堅牢なMcAfee NSPの導入によりトラブルが全く起こらなくなり運用負荷を大幅に軽減しました。さらに、マルウェアに感染した端末に感染の事実と通信遮断を通知し、隔離PC救済サイトへ誘導後、駆除ツールや対応窓口への連絡方法を案内するHostQuarantine機能の活用により、学生や職員のセキュリティ意識の向上も実現しました。
2つ目の課題は、BIND(フリーのDNSサーバソフトウェア)のコマンドラインの手入力による人的ミス、度重なるセキュリティホールへの対応による運用負荷でした。Infoblox Trinzic DDIの導入により、GUI上でネットワークを集中管理することができ、レコード変更やパッチ作業などの一括操作が可能になったことで、管理・運用負荷を大幅に軽減することができました。職員にとってハードルの高かったUNIX技術や運用スキルなどを教育する必要がなくなり、人事異動による引き継ぎの手間と負担も軽減しました。
3つ目の課題は、DNS応答の正当性を保証するDNSSECへの対応でした。DNSSECではセキュリティ強度を維持するため、権威DNSサーバで各ゾーンの署名に用いられる署名鍵(鍵署名鍵KSKとゾーン署名鍵ZSK)の生成や再署名などの更新作業を定期的に実施する必要があり、従来のDNSサーバ運用に加えて、さらに慎重さが求められる運用が発生することがDNSSEC導入の大きな障害になっていました。Infoblox Trinzic DDIの導入により、署名鍵の更新をほぼ自動化することができ、運用負荷をかけずにDNSSECを実現しました。
このように、McAfee NSPとInfoblox Trinzic DDIの導入により、FUTUREのセキュリティを強化しつつ、運用負荷の軽減を実現しました。さらに、McAfee NSPではわずか2台で学内用と学外用を兼用させており、2つの異なるポリシーを仮想的に実現することで、8台で運用していた導入・管理コスト、消費電力の削減、ラックスペースの圧縮にも成功しました。
マクニカネットワークスでは、今後もお客様のネットワーク環境のセキュリティレベルの向上、DNSサーバの安定運用を実現するために、McAfee NSPおよびInfoblox Trinzic DDIを積極的に提案してまいります。
*以下の資料は添付の関連資料「参考資料」を参照
■「McAfee NSP」導入構成イメージ
■「Infoblox Trinzic DDI」導入構成イメージ
<福岡大学 概要>
会社名:福岡大学
設立:1934年4月
本社所在地:〒814−0180 福岡市城南区七隈八丁目19−1
代表者:学長 山口 政俊
ウェブサイト:http://www.fukuoka-u.ac.jp/
<マクニカネットワークス 会社概要>
マクニカネットワークスは、数多くの海外企業との提携により、最先端のテクノロジーを備えた様々なネットワーク機器・ソフトウェアなどを提供する技術商社です。その豊富なラインアップと、製品の導入から運用・保守サポートに至るまでの万全なサービスにより、官公庁や教育機関・一般企業など、数多くのお客様への導入実績を誇ります。
会社名:マクニカネットワークス株式会社
資本金:
3億円(2016年3月31日現在)
※株式会社マクニカ100%出資子会社
本社所在地:〒222−8562 横浜市港北区新横浜1−5−5
代表者:代表取締役社長 池田 遵
ウェブサイト:http://www.macnica.net/
事業内容:企業向けネットワーク、セキュリティ関連ハードウェア・ソフトウェアの輸出入、開発、販売コンサルティング・保守サービスにわたるITソリューションの提供
※本文中に記載されている会社名、製品名は、各社の登録商標または商標です。