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IDC Japan、2015年の国内クライアント仮想化市場シェアを発表
国内クライアント仮想化市場シェアを発表
・2015年 国内クライアント仮想化ソリューション(オンプレミス)市場では、富士通、日立、NECがトップ3
・2015年 国内クライアント仮想化サービス市場では、NTTデータ、富士通、NSSOLがトップ3
・2015年 国内モバイル仮想化ソリューション市場では、富士通、e−Janネットワークス、NTTアイティがトップ3
IT専門調査会社 IDC Japan 株式会社(所在地:東京都千代田区九段北1−13−5、代表取締役:竹内正人、Tel代表:03−3556−4760)は、国内クライアント仮想化市場に関し、国内シンクライアント専用端末市場、国内クライアント仮想化ソフトウェア市場、国内クライアント仮想化ソリューション(オンプレミス)市場、国内クライアント仮想化サービス市場、国内モバイル仮想化ソリューション市場それぞれの主要ベンダーの競合状況を分析し、その結果を発表しました。
2015年の国内シンクライアント専用端末市場のベンダーシェアは1位から順に、日本HP(HP Inc.)、日立製作所(以下、日立)、富士通、デル、NECとなりました。総出荷台数は、18万5千台、前年比32.1%減と大きく減少しました。産業分野別出荷台数シェアでは、金融が26.3%、教育/自治体/官庁が16.8%、小売が7.8%、医療が4.3%、その他(製造/情報サービス/通信など)が44.7%となり、小売の割合が昨年より高くなっています。2015年の国内クライアント仮想化ソフトウェア市場のベンダーシェア上位3社は、マイクロソフト、シトリックス、ヴイエムウェアで、総出荷ライセンス数は172万6千ライセンス、前年比14.4%増のプラス成長でした。
2015年の国内クライアント仮想化ソリューション(オンプレミス)市場売上額は4,058億円、前年比2.8%増で、ベンダー別では、上位から富士通、日立、NEC、IBM、日本ヒューレット・パッカード(HPE)、デルの順でした。2015年の国内クライアント仮想化サービス市場売上額は329億円、前年比52.7%増で、ベンダー別では、上位からNTTデータ、富士通、新日鉄住金ソリューションズ(NSSOL)、NTTコミュニケーションズ、日立、ソフトバンクの順でした。国内モバイル仮想化ソリューション市場は、118億円、前年比126.5%増でした。ベンダー別では、上位から富士通、e−Janネットワークス、NTTアイティ、スプラッシュトップ、レコモットの順でした。
「クライアント仮想化市場を構成する、5つの市場をリードしている主要ベンダーの動向に大きな変化はない。クライアント仮想化ソフトウェアベンダーのライセンス施策や技術的進化をベースに、関連技術を持つテクノロジーベンダーが市場全体に影響を与えるとみている。今後は、セキュリティ、認証、多重化、サーバー仮想化/ネットワーク仮想化、Webアプリ/クラウドアプリなどを包含したワークスペース市場へと焦点が移る」とIDC Japan PC,携帯端末&クライアントソリューション シニアマーケットアナリストの渋谷 寛は分析しています。
今回の発表はIDCが発行したレポート「国内クライアント仮想化市場シェア、2015年:クライアント仮想化第4世代の序章」(JPJ40608816)にその詳細が報告されています。本レポートでは、国内クライアント仮想化市場のベンダー競合状況について分析し、まとめています。
(※詳細については IDC Japan へお問い合わせ下さい。)
■レポート概要はこちら
国内クライアント仮想化市場シェア、2015年:クライアント仮想化第4世代の序章
http://www.idcjapan.co.jp/Report/vcc/jpj40608816.html
<参考資料>
2015年 国内クライアント仮想化ソリューション(オンプレミス)市場 ベンダー別 売上額シェア
*添付の関連資料を参照
◇一般の方のお問い合わせ先
IDC Japan(株)セールス
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URL:http://www.idcjapan.co.jp