ダイキン、電気設備業者向け設備ＣＡＤ「ＦＩＬＤＥＲ　Ｒｉｓｅ電気」を発売

電気設備業者のニーズに応える

設備ＣＡＤ『ＦＩＬＤＥＲ　Ｒｉｓｅ　電気』を発売


　ダイキン工業株式会社は、電気設備業者向け設備ＣＡＤ『ＦＩＬＤＥＲ　Ｒｉｓｅ（フィルダーライズ）電気』を２０１１年５月１０日より発売します。　
　本商品は、２０１０年から空調・給排水衛生などを専門とする機械設備業者向けに販売している設備ＣＡＤ『ＦＩＬＤＥＲ　Ｒｉｓｅ』の優れた操作性をそのままに、電気設備業者向けに機能を特化し開発したものです。電気設備図面に特有の記号（シンボル）登録数が豊富で、検索と配置も簡単にでき、様々な配線パターンから選択しながら作図できます。技術者が直感的に操作できるので、図面の作成業務を効率化できます。また、使用環境に合わせて購入方法を選べるので、導入・運用コストを抑えられます。　
　当社はこれまで、空調機メーカーとしての強みを活かし、機械設備業者向けの設備ＣＡＤの開発に取り組んできました。本商品の開発により、電気設備業者へと新たな顧客層を開拓し、より多くのお客様のニーズにお応えします。　　


【価格・発売時期】　　
　※　関連資料参照


【商品の特長】　

１．電気設備図面を直感的に作図可能　　
　電気設備の図面上で照明器具、コンセント、スイッチなどを表すＪＩＳ規格の記号（シンボル）や、配線、配管の種類が豊富に登録されており、配置も簡単です。また、様々な配線方法があらかじめ登録されており、シンボル間の配線を簡単に作図することが可能です。図面上で使用しているシンボルや配線をボタンひとつで自動集計し、集計結果を表にまとめて図面上に配置することも可能です。　　

２．３人が同時利用できる「スターターパック」で導入・運用コストを低減　
　当社独自の「ライセンスシェアリング（※１）」により、最低限必要なライセンスを購入すれば、支店や現場など場所にとらわれずに複数人での利用が可能で、ライセンスコストを通常の１／３に低減（※２）できます（図１）。さらに、複数人で同時に利用されるお客様向けに、３人が同時に使用できる「スターターパック」を新たに用意しました。　
導入、運用コストを極力抑えながら、組織全体で最適な運用が可能です。　　

『ＦＩＬＤＥＲ　Ｒｉｓｅ　』から継続する機能　

◆「リボンユーザーインターフェース」を採用し、初心者でも簡単に操作可能　
　初心者がマニュアルを見なくても迷わずに操作できるよう、分かりやすいデザインを追求しました。頻繁に使用する作業コマンドが整理されて画面上部に表示される「リボンユーザーインターフェース」（図２）を採用しています。　　

◆優れた操作性により作業効率を向上　
　図面上の既存部品を選択するだけで、選択した部品の材質・口径・高さなどと同じ条件で新たに作図を開始することができる「ワープ機能」を搭載しています。メニューから都度コマンドを選択しなくても、効率的な作図と編集が可能です。　　


　（※１）特許第３５３１８０６他　
　（※２）当社調べ、パソコン固定のライセンスとの比較（１ライセンスで３人がシェアリングすることを想定した試算）　


　※　参考資料は、関連資料参照