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日立、「協創の森」をコンセプトとした研究棟を国分寺に新設

2016-07-01

「協創の森」をコンセプトとした研究棟を国分寺に新設
社会イノベーション事業を支える顧客協創型の研究開発を加速

 ※完成予想図は添付の関連資料を参照

 株式会社日立製作所(執行役社長兼CEO:東原 敏昭/以下、日立)は、このたび、社会イノベーション事業を支える顧客協創型の研究を加速するため、国分寺市にある中央研究所内に、研究棟「協創棟」を新設します。武蔵野の自然に囲まれた環境のもと、お客さまと日立の協創関係を発展させる「協創の森」をコンセプトに、中央研究所を顧客協創型の研究開発拠点として整備していきます。「協創棟」には、お客さまのニーズに合わせて迅速なプロトタイプ開発ができる最先端の研究設備や300名規模を収容する国際会議場を設置する予定で、世界中のお客さまとの協創を推進していきます。なお、「協創棟」の着工は2017年9月、竣工は2019年3月となる予定です。

 日立は、より安全で安心な社会をめざして、長年培ってきたインフラ事業と高度なITを組み合わせた社会イノベーション事業を推進してきました。現在は、お客さまやパートナーと共に課題の解決策を考え、創り上げていく協創やオープンイノベーションの推進を加速し、社会の課題に対し最適なソリューションを提供するため、デジタル技術を活用した新たな価値の創造を図っています。
 日立は、お客さまとの協創を加速するため、2016年4月に、フロント機能を強化したマーケット別の事業体制への組織再編を行いました(*1)。一方で、研究開発グループは、事業部門に先行して2015年4月に顧客協創型の組織に再編し、(1)お客さまとともにソリューションを開発する「社会イノベーション協創センタ」、(2)ソリューション開発に必要な技術基盤を開発する「テクノロジーイノベーションセンタ」、(3)長期的視点にたち未来の社会イノベーション事業を創生する「基礎研究センタ」の体制で研究開発に取り組んでいます。また、同年10月には、お客さまとともに事業機会を探索・発見し、新事業コンセプトを創生してビジネスモデルを検討するための施設を東京・赤坂に開設しています(*2)。

 今回の「協創棟」の新設は、技術開発を中心とした協創活動を推進することが目的であり、お客さまのニーズに合わせて迅速なプロトタイプ開発ができる最先端の研究設備を導入します。また、世界中のお客さまと議論する場として、300名規模を収容する国際会議場を設けるとともに、お客さまと協創し研究開発を行うための専用スペースを設置する予定です。武蔵野の自然に囲まれた環境のもと、オープンイノベーションを加速し、日立の「2018中期経営計画」を支える研究開発の取り組みを推進していきます。


■建築計画の概要(予定)
 場所:日立製作所 中央研究所内(東京都国分寺市東恋ヶ窪一丁目280番地)
 建物高さ:26.5m(地上4階)
 延べ床面積:約17,000m2
 建築面積:約7,000m2


 *1 日立製作所ニュースリリース「フロント機能を強化したマーケット別の事業体制に変革」
     http://www.hitachi.co.jp/New/cnews/month/2016/02/0203a.html

 *2 日立製作所ニュースリリース「社会イノベーション事業の加速に向けて、お客さまの課題をともに検討する顧客協創方法論
     「NEXPERIENCE」を構築」
     http://www.hitachi.co.jp/New/cnews/month/2015/10/1015.html


以上




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