Article Detail
シックス・アパート、マルチプラットフォーム対応の記憶拡張サービス「Evernote」と連携
シックス・アパートが、Evernoteとの連携を発表
〜 記事をEvernoteにクロスポストするプラグインや、サイトメモリーボタンの提供により、
ウェブ情報のビジネス利用を加速 〜
ブログ・ソフトウェアおよびサービス大手のシックス・アパート株式会社(本社:東京都港区、代表取締役:関 信浩)は、マルチプラットフォーム対応の記憶拡張サービス『Evernote(エバーノート)』(開発元:米Evernote Corporation)に自社製品およびサービスを対応させることを発表いたします。
今回、対象となるのは、ウェブサイト管理ソフトウェア「Movable Type(ムーバブル・タイプ)」、ブログ・サービス「TypePad(タイプパッド)」、ブログやメディアをソーシャルメディアと相互連携させるツール「zenback(ゼンバック)」です。
シックス・アパートは、現在提供中の「Movable Type 5」用に「Evernote」のノートブックにクロスポスト(*1)できるプラグインを開発し、2010年11月にベータとして無償公開する予定です。このプラグインをインストールすると、「Movable Type」で書いた記事が、公開のタイミングで、事前に指定したノートブックに自動的にクリップされます。「Movable Type」を活用して構築されたコンテンツ管理システム(CMS)やブログなどの情報が「Evernote」にシームレスに保存されるため、発信したウェブ・コンテンツの整理や再利用を推進し、ウェブ上の情報のビジネス活用をさらに加速することが可能になります。
また、「TypePad」および「zenback」には、Evernoteサイトメモリー*2ボタンを実装します。「TypePad」で作成されたブログや「zenback」を導入しているブログの読者は、サイトメモリーボタンを1クリックするだけで、そのページの内容を「Evernote」に保存することができます。また、「Evernote」内でのノートのタイトル、保存先やタグを指定することができます。「TypePad」や、「zenback」上のコンテンツをビジネスユーザーや個人ユーザーが簡単に利用できるようになるため、ウェブ・コンテンツの利用が促進されます。
法人向けの「TypePadビジネス」は2010年11月16日より、個人向けの「TypePad Pro」は10月27日より、「zenback」は10月末より、それぞれEvernoteサイトメモリーボタンを実装し、Evernoteサイトメモリーの導入機能を提供する予定です。
シックス・アパートは、国内のウェブ・コンテンツ流通をさらに推進させることを目指し、今後も様々なウェブ・プラットフォーム製品やサービスとの連携を強化していく予定です。
<Evernoteからのメッセージ>
シックス・アパート製品およびサービスによるEvernote対応について、Evernote Corporation CEOのPhil Libin氏より、以下のようなメッセージをいただいています。
「企業がインターネット上で情報を発信し流通する際に、シックス・アパート製品は今日最も良く利用されるプラットフォームとして、国内外の様々な企業で長期にわたる活用実績を誇っています。今回、両社のサービスが連携することにより、エバーノートが理想とする情報のグローバル・プラットフォームを、より広く便利に企業ユーザーの皆様にお届けできると考えています」
*1 クロスポストは、1本の記事を複数のニュースグループ(カテゴリ)を指定して投稿すること。
*2 Evernoteサイトメモリーは、ウェブサイトを訪れたユーザーが気に入った部分を記憶して検索できる機能です。
【各製品・サービスの対応予定】
●Movable Type
Evernoteに対応したプラグインを、2010年11月にベータとして無償公開する予定です。
<ClipToEvernoteプラグイン(仮称)概要>
− ClipToEvernoteプラグインをインストールすると、Movable Typeの記事を公開したタイミングで、事前に指定したノートブックに自動的にクリップできるようになります。
プラグインは、githubおよびMTプラグインディレクトリにて公開予定です。
https://github.com/organizations/movabletype
http://communities.movabletype.jp/plugins/
●TypePad ビジネス(法人向け)
2010年11月16日より、Evernoteサイトメモリーの導入機能を提供する予定です。記事の読者がサイトメモリーボタンをクリックすると、ユーザー指定したEvernoteのノートブックに記事がクリップできるようになります。また、Evernote内でのノートのタイトル、保存先やタグを指定することができます。
今回のサイトメモリー導入機能の実装をはじめ、今後もTypePadビジネスではEvernote連携機能を強化していく予定です。
※以下、リリースの詳細は添付の関連資料を参照
■本資料に関する一般の皆様からのお問い合わせ窓口
http://www.sixapart.jp/inquiry/
Six Apart、Movable Type、TypePad、zenback、sazanamiはSix Apart, Ltd.の登録商標です。本文中の商品名は、各社の商標または登録商標です。