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九州通信ネットワークと共同技術コンサルタント、インフラモニタリングのフィールドテストを開始

2016-06-27

宮崎県内2箇所の橋梁でインフラモニタリングのフィールドテストを開始!〜「土木×通信」技術によりインフラ高齢化時代の課題解決を支援〜


 九州通信ネットワーク株式会社(略称:QTNet、本店:福岡市、代表取締役社長:秋吉廣行)と株式会社共同技術コンサルタント(本社:宮崎市、代表取締役社長:前田慎介)は、宮崎県宮崎市および宮崎県高千穂町に協力をいただき、宮崎県内2箇所の橋梁でインフラモニタリングのフィールドテストを開始しました。

 インフラモニタリングとは、社会インフラの高齢化時代を迎え、維持管理コストの増加や技術職員不足という、橋梁管理者である自治体が抱える課題の解決をするための手段です。

 具体的には、橋梁のひび割れや傾きなどのセンサーで計測した情報を光ファイバ無線通信により、橋梁向けモニタリングシステムを介して集約・見える化をし、橋梁管理者や建設コンサルタント会社に提供します。モニタリングシステムはクラウドサービスですので、いつでもどこでも橋梁の状態把握が可能となります。

 これにより、橋梁管理者は、数年おきの定期点検にて把握していた橋の状態を常時把握できるようになり、劣化の早期発見による迅速なメンテナンスが可能となります。また、建設コンサルタント会社は、劣化傾向の分析・評価を踏まえた効率的・効果的な補修計画を立案し、橋梁管理者に提出することができるなど、橋梁の維持管理コスト低減が期待できます。

 将来的には、通信環境が不十分な地域の橋梁にもインフラモニタリングを展開できるよう、路車間通信(*1)などの新たな技術を活用したインフラモニタリングの検証にも取り組んで参ります。

 *1 路車間通信:車両に搭載した通信機器と道路等に設置した通信機器間の通信


 なお、今回の取り組みは、宮崎大学をはじめ、九州内の大学教授や通信・土木技術を専門とする企業の有識者メンバーによる「みやざきインフラモニタリング研究会」(*2)の知見を取り入れることで、「土木×通信」技術による効率的なインフラモニタリングの実現を目指しています。

 *2 情報通信技術による安全・安心な社会インフラの実現に向けた取り組みについて(2015.6.30プレスリリース
 http://www.qtnet.co.jp/massmedia/2015/20150630.html


 両社は、建設コンサルタント事業、通信事業で培った技術を最大限に活かして、インフラ管理技術の高度化を推進することで、安全・安心な地域社会の発展に貢献してまいります。


以上


 ※別紙は添付の関連資料を参照





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