リース事業協会、２０１５年度と２０１６年４月のリース統計を発表

リース統計（２０１５年度）


【ポイント】
　・リース取扱高：５兆３９３億円、前年度比４．４％増
　・リース設備投資額：４兆７，２１３億円、前年度比７．０％増
　・リース比率：６．７６％
　・リース取扱高の内訳：「産業機械」、「工作機械」、「その他」が２桁の増加、「中小企業」、「非製造業」は２年ぶりにそれぞれ増加
　・リース設備投資額（連結ベース）：６兆７，３３９億円、前年度比９．３％増（うち海外１１．０％増）

　◆リース取扱高・リース設備投資額
　　２０１５年度のリース取扱高は５兆３９３億円、前年度比４．４％増、リース設備投資額は４兆７，２１３億円、前年度比７．０％増、２０１３年度以来２年ぶりの増加に転じた。

　◆リース比率
　　２０１５年度のリース比率（民間設備投資に占めるリース設備投資額の割合）は６．７６％、企業の設備投資の約７％がリースを利用して行われている。

　◆機種別リース取扱高
　　「産業機械」（１２．４％増）、「工作機械」（２９．２％増）、「その他」（２２．５％増）が２桁の増加を示したほか、「情報通信機器」（２．５％増）、「医療機器」（９．１％増）が増加を示した。一方、「事務用機器」（２．７％減）、「土木建設機械」（８．８％減）、「輸送用機器」（３．４％減）、「商業用及びサービス業用機器」（２．７％減）はそれぞれ減少を示した。

　◆企業規模別及び業種別リース取扱高
　　全体の約５割を占める「中小企業（資本金１億円以下及び個人事業者）」（１０．２％増）は２年ぶりに増加、「大企業（資本金１億円超）」（３．７％減）は３年連続で減少を示した。「製造業」（１１．５％増）、「非製造業」（２．８％増）は２年ぶりにそれぞれ増加を示した。

　◆（参考）連結リース統計（２０１５年度）
　　２０１５年度のリース設備投資額は、連結ベースで６兆７，３３９億円、前年度比９．３％増となった。内訳は国内が５兆５，２７７億円（９．０％増）、海外が１兆２，０６２億円（１１．０％増）となっている。


＜リース統計（２０１６年４月）＞
　２０１６年４月のリース取扱高は３，９９２億円、前年同月比８．３％減、３ヵ月連続の減少を示した。機種別にみると、医療機器（１２．６％増）、商業及びサービス業用機器（４．１％増）が増加に転じた。一方、情報通信機器（４．４％減）、事務用機器（４．６％減）、産業機械（７．０％減）、工作機械（２１．４％減）、土木建設機械（７．８％減）、輸送用機器（５．８％減）がそれぞれ減少を示した。


　＊以下の資料は添付の関連資料「リース統計（２０１５年）」を参照
　　・リース取扱高・リース設備投資額の推移及び民間設備投資に占めるリース比率
　　・リース取扱高・リース設備投資額・リース比率の推移
　　・機種別リース取扱高の推移
　　・２０１５年度機種別リース取扱高
　　・企業規模別リース取扱高の推移
　　・業種別リース取扱高の推移
　　・２０１５年度企業規模別・業種別リース取扱高
　　・（参考）連結リース統計調査結果（２０１５年度）


【２０１６年４月リース統計】
　（概要）
　・２０１６年４月のリース取扱高は３，９９２億円、前年同月比８．３％減、３ヵ月連続の減少
　・医療機器（１２．６％増）、商業及びサービス業用機器（４．１％増）が増加
　・情報通信機器（４．４％減）、事務用機器（４．６％減）、産業機械（７．０％減）、工作機械（２１．４％減）、土木建設機械（７．８％減）、輸送用機器（５．８％減）が減少

　＊以下の資料は添付の関連資料「リース統計（２０１６年４月）」を参照
　　・リース月次統計の推移（２０１３年４月〜２０１６年４月）
　　・リース取扱高（２０１６年４月）
　　・リース取扱高推移