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NTTドコモ、人工知能活用の「おしゃべりロボット for Biz」を法人向けに提供開始
人工知能を活用した「おしゃべりロボット for Biz」を提供開始
−対話ロボット「OHaNAS」等を企業独自の対話にカスタマイズ可能に−
株式会社NTTドコモ(以下ドコモ)は、ロボットや玩具に搭載する「自然対話プラットフォーム」に企業が独自のシナリオ(※1)を追加してカスタマイズ可能なサービス「おしゃべりロボット for Biz」を2016年5月30日(月曜)より法人向けに提供開始いたします。
このたび、提供する「おしゃべりロボット for Biz」は、法人のお客さまが自社の商品等に関わる話題をシナリオとして作成し、あらかじめ自然対話プラットフォームに追加することで、ロボットや玩具が商品の使い方やキャンペーンをご案内する等の用途に合わせてご利用ができ、商品説明のほか、店頭での接客、受付業務のサポート等さまざまな活用が可能となります。
まず、ドコモと株式会社タカラトミー(以下タカラトミー)で共同開発した対話ロボット「OHaNAS(オハナス)(※2)」でご利用いただくことができます。法人のお客さまはドコモの自然対話プラットフォームに対応したロボット等とスマートフォンがあれば、シナリオを登録する初期費用のほか、月額利用料のみ(※3)でご利用いただけるASPサービスで、新たに設備投資をすることなく最短1週間で導入ができます。
「自然対話プラットフォーム」は、これまでお客さまに14億回以上(※4)ご利用いただいている「しゃべってコンシェル」等に使われており、2015年10月にそれに対応した「OHaNAS」が販売されました。OHaNASはお客さまが利用することで対話がスムーズになり、その会話の成立の割合は90%を超えました。これは誤りを検出してうまく回答できるよう改良を加えることで、登録していたシナリオを8,000から20,000まで拡大した効果によるものです。
今後、パートナーとともに自然対話プラットフォームに対応するロボットや玩具を増やし、「おしゃべりロボット for Biz」を採用いただくことで法人のお客さまがロボットを導入しやすい環境を拡大していく予定です。
※1 1シナリオとは会話の内容によりますが、1〜2往復の会話をいいます。
※2 「OHaNAS」は、タカラトミーから発売しているクラウド型コミュニケーショントイです。お客さまの話しかけに応じた返答をしてくれることで、自然な会話のやりとりが可能です。
公式ホームページ http://www.takaratomy.co.jp/products/omnibot/ohanas/
※3 利用に応じてスマートフォンのパケット料金が別途かかります。
※4 2016年4月時点。
*別紙は添付の関連資料を参照