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高千穂交易、チェックアウトマネジメントシステム「IQ レーン」を販売

2011-04-27

高千穂交易、チェックアウトマネジメントシステム「IQ レーン」の販売を開始

国内初、レジ待ち状況の“見える化”により、『お客様を待たせない』チェックアウトサービスを実現

顧客満足度の向上、レジチェッカー業務の効率化で収益アップに貢献〜


 高千穂交易株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:戸田秀雄、証券コード:2676)は、スーパーマーケットでのレジ待ち状況を“見える化”し、『お客様を待たせない』チェックアウトサービスとレジチェッカー業務の最適化によりコストダウンを実現する、画期的なチェックアウトマネジメントシステム「IQ レーン」の販売を開始しました。

 「IQ レーン」は、英国IRISYS 社(アイリシス社)(※1)が開発した、サーモ(赤外線)センサーを使ったチェックアウトマネジメントシステムです。店舗の入口に設置したサーモセンサーで入店客数をカウントするとともに、レジにも同様のセンサーを設置し、レジ待ちをしているお客様の組数をカウントします。これらのデータとレジの開閉、精算状況などから、時間帯ごとの最適なレジ稼動台数を割り出し、混雑する前に、これをレジ管理責任者が携帯する無線端末(PDA)(※2)に通報することで待ち時間の少ないチェックアウトサービスを実現します。

 また、「IQ レーン」は、店内で電光掲示板などを使ってレジでの待ち時間を表示することもできるので、レジでの待ち時間が長いため買い物を止めてしまうという機会ロスを削減できるほか、お客様はゆっくりと買い物を楽しむことができ、買上げ点数の増加が見込めます。さらに、こうしたレジ待ち対策の取組みを「顧客サービスの一環」として外部にアピールすること自体が、新規顧客の増加や来店頻度の向上(売上アップ)に繋がることも期待できます。

 昨今、スーパーマーケットでのクレームで、最も多いのが、レジでの待ち時間と言われています。ある調査によると、半数近くのお客様が、待ち時間が3 分を超えるとイライラすると答えており、レジでのオペレーション改善は店舗にとって非常に重要な課題といえます。「IQ レーン」は、そうした経営課題(店舗運営課題)の克服に大きな威力を発揮する、画期的なシステムです。

 高千穂交易では、英国IRISYS 社と共同で国内のレジ環境に合わせてこの「IQ レーン」の開発を行い、既に複数の店舗へトライアル導入しており、レジ待ち時間の大幅な短縮やレジチェッカー業務の効率化などに成果を挙げています。また、「IQ レーン」は、“サービス革新”といった観点でも注目度が高く、2008 年文部科学省の委託事業「産学連携による実践型人材育成事業―サービス・イノベーション人材育成―」に採択された人材育成プログラムの開発を行う神戸大学が、教材ビデオの題材として「IQ レーン」を取り上げています。

 当社では、この「IQ レーン」について、レジ台数の多い大型スーパーマーケットを中心に、今後3 年間で200店舗への導入を目指してまいります。

 (※1)英国IRISYS社(※1)(InfraRed Integrated Systems Ltd.)
  アイリシス社は、サーモ(赤外線)センサーを利用したソリューションの開発・製造を主として、1996 年英国ノースハンプトンにて設立。既に「IQレーン」は、英国大手小売業TESCO 社の700 店舗に導入され、高い評価を得ている。
 (※2)無線端末(PDA):個人向け携帯情報端末、Personal Digital Assistant の略。


 ※ 参考資料は、関連資料参照

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