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オリンパス、外科手術用「サンダービート」シリーズから開腹手術向けデバイスを発売

2016-05-24

外科手術用デバイス「サンダービート」シリーズから
開腹手術向けデバイスを新発売
迅速な切開性能と高い血管封止性能で快適な操作をサポート


 オリンパス株式会社(社長:笹 宏行)は、2016年5月20日から、開腹手術用の「サンダービート エクステンディッドジョー(英文名:THUNDERBEAT Open Extended Jaw)」を、国内で発売開始します。同製品は内視鏡外科手術や開腹手術で血管封止や組織の切開・剥離(はくり)などに使われるエネルギーデバイス「サンダービート(英文名:THUNDERBEAT)」のラインアップの一つです。


■「サンダービート」シリーズについて
 超音波振動エネルギーとバイポーラエネルギー(※1)の2種類のエネルギーを同時に出力することにより、迅速な切開性能と高い血管封止(※2)性能という2つの特徴を併せ持った外科手術用デバイスです。
 また、バイポーラエネルギーの単独出力による止血操作や、組織の把持(はじ)や剥離という手術操作を1本で行えることで手術時間の短縮を目指しています。

 ※1 双極型の電極で組織をつまみ、高周波電流を通電させることで、凝固および血管封止させる
 ※2 手術中の出血を防ぐため手術部位に関連する血管に封をする(漏れたり流れ出たりしないようにする)処置


■「サンダービート エクステンディッドジョー」について
 プローブと呼ばれる先端部分の長さと形状の工夫(※3)により、繊細な操作と迅速な切開をサポートします。また開腹手術用に特化したハンドルのデザイン(※4)により、術者のひじや手首の負担を軽減し、自然な体勢の手術を目指しました。このデバイスは下部消化管、婦人科、泌尿器科などの骨盤腔内手術など、一般外科手術全般に適した製品です。

 ※3 先端部分の工夫について:長さが従来製品より25%延長されたことで一度につかめる組織の量が増加しました。それにより迅速な切開を目指しています。また、カーブが約2倍となり、先端の視認性と、目的とする場所へのアプローチのしやすさの向上を目指しています(左の写真を参照 左が従来製品で右が今回発売する製品)
 ※4 ハンドルのアングル(傾斜)を従来製品より20度拡大したことで、体内のより深い部分へアプローチする際の自然な体勢での手術をサポートします

 *参考画像は添付の関連資料を参照


●発売の概要
 ・販売名:サンダービート エクステンディッドジョー
 ・発売予定日:2016年5月20日
 
 上記デバイスは、システム本体の「サージカル ティシュー マネジメント システム」、「高周波焼灼電源装置 ESG−400」と組み合わせて使用します。

 *製品画像は添付の関連資料を参照


 ・本製品の製造販売元はオリンパスメディカルシステムズ(株)です。
 ・本リリースに掲載されている社名および製品名は各社の商標または登録商標です。


<本件に関するお問い合わせ先>
 内視鏡お客様相談センター
 TEL:0120−41−7149
 ●ホームページ:http://www.olympus.co.jp





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