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NEC、マイナンバー対応の生体認証PCログオンソフト2種を強化し販売開始
NEC、生体認証PCログオンソフトウェア製品2種を強化 二要素認証の機能を新たに提供開始
〜マイナンバー対応など強固なセキュリティ対策を実現〜
NECは、PC利用時における強固なセキュリティ対策として、生体認証PCログオンソフトウェア製品2種「指ハイブリッド認証ログオン」「NeoFace Monitor」を強化し、本日から販売を開始します。本強化では、従来の指紋・指静脈認証や顔認証とパスワードを組み合わせることで、PCログオン時の認証強度を高める二要素認証を実現します。
マイナンバーの本格的な運用開始に伴い、自治体や企業において厳格なセキュリティ対策が求められる中、PC利用時の本人認証の強化がますます重要になっています。NECはお客様の業務特性や利用環境、セキュリティ要件に応じて選択が可能な生体認証PCログオンソフトウェア2製品を提供します。
「指ハイブリッド認証ログオン(二要素認証対応)」は、指紋および指静脈の両方の生体情報とパスワードを組み合わせ、PCログオン時の二要素認証を実現する製品です。PCからマイナンバー等の重要情報にアクセスするなど、高セキュリティが求められるシステム環境でのPC利用者の厳格な本人認証に適しています。
また「NeoFace Monitor(二要素認証対応)」は、顔認証とパスワードを組み合わせ、PCログオン時の二要素認証を実現する製品です。ログオン時の認証に加え、ログオン中も一定間隔で顔認証を行う常時監視機能により、作業中の利便性や操作性を損なわずに利用者を特定できるため、共用端末などでのPCの不正利用の防止に適しています。
NECは社会ソリューション事業に注力しており、中でもグローバル成長戦略の柱として「セーフティ事業」を強化しています。今回の「生体認証PCログオンソフトウェア」の強化もその一環であり、今後も安全・安心な社会づくりに貢献していきます。
■背景
昨今、自治体や企業などでは内部不正による情報漏えいが増加しており、セキュリティ対策として、重要情報へアクセスする利用者の本人認証の強化が重要になってきています。特に自治体においては、マイナンバーの本格的な運用開始に伴い、総務省が情報セキュリティに係る抜本的な対策に向けた「自治体情報システム強靱性向上モデル」(注1)を示しており、厳格な情報管理が求められています。
NECは40年以上にわたり生体認証の研究開発を続けており、特に指紋認証と顔認証では世界最高レベルの高精度な技術を有しています。この豊富な実績・ノウハウを活用して、安全なシステム運用を実現する製品を提供しています。
今回強化した生体認証PCログオンソフトウェアは、生体認証の「忘れない・なくさない・盗まれない」という高いセキュリティ性に従来のパスワードによる認証を組み合わせることで、自治体や企業などで求められているPCログオン時の本人認証を厳格化し、セキュリティと利便性を両立した認証環境を実現します。
※リリース詳細は添付の関連資料を参照
以上
(注1)総務省の自治体情報セキュリティ対策検討チームの提言について
http://www.soumu.go.jp/main_content/000387560.pdf
(注2)プレスリリース「世界初、非接触型で指紋認証と指静脈認証を同時に行なう「非接触型指ハイブリッドスキャナ」を発売」
http://www.nec.co.jp/press/ja/1102/2401.html
■新製品について
URL:http://jpn.nec.com/biometrics/two-factor-authentication/