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クラッシー、アダプティブラーニング(個別適応学習)を今夏から提供開始
ベネッセとソフトバンクの合弁会社Classiが
今夏よりアダプティブラーニングを本格提供
〜世界1,000万人が利用するKnewtonを導入〜
株式会社ベネッセホールディングス(本社:岡山市北区)とソフトバンク株式会社(本社:東京都港区)の合弁会社Classi(クラッシー)株式会社(本社:東京都新宿区)は、今夏よりKnewton,Inc.(ニュートン・本社:米国ニューヨーク)のシステムを実装し、日本国内の学校に導入している学習支援クラウドサービス「Classi」へ、アダプティブラーニング(個別適応学習)の提供を本格的に開始します。
Knewtonは、世界で1,000万人に活用されているアダプティブラーニングエンジンで、生徒の学習理解度に合わせて、学習するべき内容を個別最適化し、生徒一人ひとりに対し、次に取り組むべき問題の提案を行うものです。近年、生徒の学力が多層化しており、生徒個別の特性に適応した学習を提供できるアダプティブラーニングへの注目が高まっています。Classiは昨年世界有数のアダプティブラーニングシステムを持つ米Knewton社と日本初のパートナーシップに合意し、全国の高校を対象に共通のテスト受験後の理解度に合わせ、個別学習を薦める仕組みを導入するといったアダプティブラーニングの実証研究を実施しました。
全国のClassi導入校で実施した実証研究では、偏差値換算で1〜5ポイントの学力向上効果や、生徒の学習時間の増加及び満足度の向上が見られ、Classiが提供するICTサービスを学校現場で活用した場合の効果を確認できました(※1)。
実証研究の結果を受け、Classiは教育系大手出版社が提供する各教科のベストセラー問題集から選抜した5万問が使い放題となる「問題集パック(※2)」にKnewtonを採用し、今夏から全国の高校・中高一貫校向けにアダプティブラーニングサービスを提供します。これにより、先生が生徒に共通の問題を出題したあと、Knewtonが生徒の理解度を元に、次の問題から生徒一人ひとりに異なる問題を出題できるため、幅広い授業設計が可能になります。
ベネッセグループは数十年に及ぶ高校マーケットの実績があり、進研模試50年の歴史を持つベネッセ初等中等教育事業本部は高校の先生向けにICTを通じて支援する事業を、Classiでスタートしました。Classiは、その支援領域を、小中学校、専門学校、大学までに拡大し、今後もプラットフォームによる学校現場の先生方の指導を支援していきます。ベネッセグループ、ソフトバンクおよびClassiは、教育におけるICT活用の重要性と今後の一層の高まりを見据え、パートナー様とのアライアンスと最新テクノロジーを活用しながら、未来を生きる子どもたちによりよい学びを提供できるよう、新たな教材・サービスの開発に取り組んでいきます。
※1:後述実施概要参照
※2:旧名称「プレミアムパック」。学研プラス、桐原書店、数研出版、尚文出版、山川出版社など、教育系大手出版社の提供する各教科のベストセラー問題集を中心とした良質な問題が、使い放題になるサービス。先生が小テストや宿題で活用するだけでなく、生徒自身が問題を検索して自学自習することも可能です。詳細は2015年6月24日プレスリリース「教育系大手出版社5社と連携して教材配信をする新サービスを開始」(https://classi.jp/info/press3.html)をご覧ください。
*リリース詳細は添付の関連資料を参照
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