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野村総研、SAP S/4HANA Enterprise Managementが稼働開始
SAP(R) S/4HANA Enterprise Managementが日本で初めて稼働を開始
〜NRIセキュアテクノロジーズの業務効率化とセキュリティ機能の強化を短期に実現〜
株式会社野村総合研究所(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:此本臣吾、以下「NRI」)とSAPジャパン株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:福田譲、以下「SAPジャパン」)は、SAPジャパンが提供する次世代のERP製品「SAP(R) S/4HANA Enterprise Management」を、NRIグループの情報セキュリティ専門会社であるNRIセキュアテクノロジーズ株式会社(以下「NRIセキュア」)の基幹システムに導入しました。本システムは、2016年3月28日にシステム稼働、4月11日に業務利用が開始されました。
本システムは、SAP(R) S/4HANA Enterprise Managementの日本で初めての導入事例であり、Amazon Web Services, Inc.が提供するクラウドサービス「アマゾン ウェブ サービス(AWS)」上で稼働しています。
■SAP(R) S/4HANA Enterprise Managementの販売開始後、約4カ月で本格稼働へ
NRIは、2015年の夏以降、NRIセキュアへSAP(R) S/4HANAの導入を進めてきました(*1)。このたび、SAP(R) S/4HANA Enterprise Managementの販売開始から約4カ月でシステムの稼働に至りました。早期に導入が完了した背景には、NRIがSAP本社やインドの開発チームと共同で実施したSAP S/4HANAのベータ版評価プロセス(SAP Co−Innovation ProgramとPre Validation Program)を経て、構築ノウハウを早くから蓄積したことが挙げられます。
■業績把握のリアルタイム化と業務の効率化を実現
NRIセキュアは、SAP(R) S/4HANA Enterprise Managementを自社の購買、販売、プロジェクト管理、財務会計、管理会計、固定資産管理の領域に適用したことで、「業績把握のリアルタイム化」と「業務の効率化」を実現しました。具体的な導入効果は以下の通りです。
・全業務データをSAP(R) S/4HANA Enterprise Managementに集約することで、業績把握を従来の月次からリアルタイム化
・紙を用いた業務フローの全廃と、電子承認による単純化された業務フローの導入によって、業務を効率化
・SAPの経費精算業務SaaSソリューションのConcur(R)(コンカー)を採用し、スマートフォンなどモバイル環境から社内の経費精算を行えるようにしたことで、場所や時間の制約なしに精算業務を実現
NRIは、多くの企業向け情報システムを構築してきた経験や、SAPおよびAWSを利用したシステム構築の実績を生かして、今後も社内外のさまざまなソリューションを有効に活用しつつ、企業の安全かつ効率的なシステムの構築・提供に貢献していきます。
*1 NRIセキュアへSAP(R) S/4HANAを導入:
本件に関するこれまでの発表内容の詳細は、以下のURLのニュースリリースをご参照ください。
http://www.nri.com/jp/news/2015/150804_1.aspx
http://www.nri.com/jp/news/2015/151112_1.aspx
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