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デンカ、インドネシアの建設資材メーカーPT ESTOP INDONESIA社を子会社化
インドネシアの建設資材メーカーPT ESTOP INDONESIA社の
グループ会社化について
デンカ株式会社(本社:東京都中央区、社長:吉高紳介(◇)、以下「デンカ」)の東南アジアにおける特殊混和材事業会社であるDenka Infrastructure Technologies Sdn.Bhd.(本社:マレーシア シャーアラム、元POSCO社 以下「DISB」)は、インドネシアの建設資材メーカーPT ESTOP INDONESIA社(本社:インドネシア ジャカルタ 以下「PTEI」)との間で、DISBの出資比率を、これまでの33%から79%へ引き上げる契約を平成28年4月に締結し、株式譲渡に係る認可手続きを経てPTEIを子会社化することをお知らせ致します。
◇社長名の正式表記は添付の関連資料を参照
経済成長が著しい東南アジア地区では、近年インフラ整備需要が拡大している上、社会資本に対する品質への要求も高まっております。デンカグループとしては、地域事業統括会社であるDenka Infrastructure Technologies Pte.Ltd.(略称:DIPL)を軸に、アジア地域における特殊混和材製品の研究開発・生産・販売体制を構築し、それぞれの地域にあわせた新製品の開発や、需要家へのソリューション提供を強化しております。
デンカは経営計画「Denka100」の成長戦略として、「生産体制の最適化」「成長ドライバーへの資源の集中と次世代製品開発への取組み」を挙げ、成長ドライバーのひとつであるインフラ分野においては、特殊混和材の海外事業強化に積極的に取組んでいます。このたびのPTEIの子会社化により、東南アジアの中でも市場が大きく、今後も発展が見込まれるインドネシアに初の生産・販売の拠点を獲得し、地域のニーズや情況に合わせた、よりきめ細やかな対応を迅速に図ることで、社会資本整備の一端を担うべく取り組んでまいります。
1.本買収の目的
デンカグループは、インフラ投資需要の旺盛な東南アジア地域を、特殊混和材海外事業の中核地域と位置づけて、土木・建築両面での品揃えや施工を含めた販売網の拡充など、世界大手建設資材メーカーと競合できる体制構築を推進しております。
今後、PTEIが保有する販売ネットワークの活用を通して、より地域に根ざした事業展開を強化してまいります。
2.PTEI概要
(1)名称 PT ESTOP INDONESIA(略称:PTEI)
(2)所在地 インドネシア ジャカルタ市 サウスジャカルタ
(3)設立年 2009年11月16日
(4)代表者 Mr.Agus Winaryanto(President, Director)
(5)売上高 約2億円(2015年)
(6)事業内容 防水材・ドライモルタル等を主力とした建設資材メーカー
(7)従業員数 18名
※買収総額は約9千万円を予定しております。
以上