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ミック経済研究所、次世代型超高速開発ツールの市場動向(2016年版)調査結果を発表

2016-05-12

次世代型超高速開発ツールの市場動向(2016年版)


 ■次世代型超高速開発ツールの市場は、開発手法がウォーターフォールモデルからアジャイルへシフトするなかニーズが高まっている。同市場は2015年度で対前年比120.4%、344.9億円、今後とも年率20%以上の市場成長率を示している。
 ■次世代型超高速開発ツールを適用したSI規模は2015年度で対前年比101.5%、1,013.4億円と推定され、今後ともSI適用案件の着実な拡大が見込まれる。


 情報・通信分野専門の市場調査機関である株式会社ミック経済研究所(本社:東京都港区、社長:有賀 章)は、コードジェネレーターなどプログラムを自動生成するツールを用い、プログラミング単体テスト工程などを短縮・省略でき、開発・運用保守にかかる時間を大幅に短縮する開発手法である次世代型超高速開発ツール市場を捉えたマーケティングレポート「次世代型超高速開発ツールの市場動向(2016年版)」を2016年4月に発刊した、と発表しました。
 同マーケティングレポートは、主要超高速開発ツール製品ベンダー、Sier30社を調査し、各社の出荷金額を捉え、超高速開発ツール市場として、2014年度から2016年度まで中期予測を含めて集計・分析を行っています。製品ジャンルは下記5分野に分類して、下記の各々の市場動向を考察しています。(調査期間:2016年1月〜2016年3月)
 超高速開発ツールの5分野別内訳、及び、調査結果の概要は以下の通りです。


<超高速開発ツール>
 1.設計・コード生成型=業務アプリコード生成ツール
 2.設計・実行エンジン型ツール(ノンプログラミングPaaS含む)
 3.業務モデル作成支援ツール・BRMS/BPM
 4.EAI
 5.UI生成・実行ツール


<超高速開発ツールの市場動向>
 今回、調査した5分野別の各市場規模は、ライセンス販売、自社SI等サービス、及び保守等サポートを対象としている。2014年度が286.4億円、2015年度が前年対比120.4%の344.9億円、2016年度が前年対比122.5%の422.6億円と推測されます。【図表1参照】。
 ライセンス販売のうち2015年度でオンプレミス版とクラウド版は29:71となり、クラウド版に含まれるノンプログラミングPaaSが高いシェアを占めています。超高速開発ツールの主体はオンプレミス版と一般的に言われてきたが、実際のところはクラウドサービスが超高速開発ツール市場を押し上げていることが明らかになりました。
 サービスに含まれる自社SIは2014年度が52.7億円、2015年度が前年対比115.2%の60.7億円、2016年度が前年対比125.0%の75.9億円と推測され、大手ITベンダー・SIerが自社SI用に超高速開発ツールを活用し始めていることが伸長の要因ともなっています。

 【図表1 超高速開発ツールのトータルマーケット市場規模推移】

 ※添付の関連資料を参照





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