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インテック、病理・細胞診検査業務支援システム「EXpath4」を提供開始

2016-05-12

インテック、病理・細胞診検査業務支援システム「EXpath4」提供開始
〜地域医療格差の是正を支援〜


 ITホールディングスグループの株式会社インテック(本社:富山県富山市、代表取締役社長:日下茂樹、以下インテック)は、病院の病理部門における診断、工程管理、統計処理などを支援する病理・細胞診検査業務支援システム「EXpath4(エクスパスフォー)」を本日から販売開始いたします。


■新バージョン開発の背景
 がんの死亡者数は年々増えており、今や日本人の3人に1人はがんで亡くなる時代です。しかし、その病理診断をする病理医は全国的に少なく、がん診療連携拠点病院においても、13%の施設で常勤の病理医が不在というデータが出ています。また、人口10万人あたりで比較すると、病理専門医が最も少ない県と東京都との間には4倍の格差があり、地域における医療格差が顕著に見られます。(2009年9月 厚生労働省調査)
 病理医不足がさらに加速しますと、病理組織診断が出るまでの時間が延長し、手術中の迅速な診断も制限され、患者は適切な時期に適切な治療を受けることができなくなります。

 「EXpath4」では、異なるシステムを利用している場合であっても、病院間で発生する検査依頼と結果報告を電子データで連携することを可能にしました。今後、病理医間のコンサルテーションや医療機関のネットワーク網が充実すれば、病理医不在の病院や、一人病理医の病院でも、クオリティを落とすことなく、安定した精度で診断ができるようになり、地域医療格差の是正に貢献することができます。


■「EXpath4」の主な新機能および機能強化点
 (1)病院間連携
  病理医間のコンサルテーションや遠隔診断を支援し、地域医療格差の是正に寄与いたします。
 (2)診断アシスト検索
  材料と診断名から過去の類似症例の検索と引用を容易に行うことができ、効率的な診断業務を支援いたします。
 (3)使いやすいユーザインタフェース
  ユーザインタフェースをシンプルにして少ないアクションで作業ができるよう、操作性を見直しました。また、必要な情報や重要な情報が見やすくなりました。
 (4)最新IT基盤への適応
  Windows10、シンクライアント、仮想化サーバへの対応が可能になりました。
 (5)レスポンス改善
  前バージョンから表示・登録のレスポンスが30%(当社比)改善いたしました。


■EXpath4の連携イメージ
 臨床部門からの病理オーダを電子カルテやオーダリングシステムと連携してEXpath4で受付けます。EXpath4は、病理オーダの受付から標本作製、報告書作成の支援まで、病理部門の業務をサポートします。また、画像情報や診断情報を一括管理し、データの二次利用を行うことが可能です。

 ※参考資料・リリース詳細は添付の関連資料を参照



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