Article Detail
NTTデータ、あおぞら銀行へ基幹系システム「BeSTAcloud」を提供開始
あおぞら銀行へ基幹系システム「BeSTAcloud(R)」提供開始
株式会社NTTデータ(本社:東京都江東区、代表取締役社長:岩本 敏男、以下:NTTデータ)は2016年5月2日より株式会社あおぞら銀行(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:馬場 信輔、以下:あおぞら銀行)へ金融機関向け基幹系システム「BeSTAcloud(R)」のサービス提供を開始しました。
「BeSTAcloud」は、標準バンキング・アプリケーション「BeSTA(R)」をベースに各利用銀行の柔軟性を高めた基幹系システムとして2014年3月にサービス提供を開始しました。地域金融機関以外での採用はあおぞら銀行が初めてとなります。
【BeSTAcloudとは】
「BeSTAcloud」は、NTTデータの運営する「地銀共同センター」「STELLA CUBE(R)」などで豊富な実績を持つ、標準バンキング・アプリケーション「BeSTA(注1)」をベースに、金融機関ごとに個別のサービスを提供する基幹系システムです。「BeSTAcloud」は、ハードウエアやセンター設備等をクラウドとして提供することにより、金融機関における「システムのコスト低減」を実現するほか、利用金融機関ごとに専用サービスを提供し、個別ニーズに柔軟に対応しながらカスタマイズが可能なことから「システムの自由度」も確保しています。
【概要および特長】
NTTデータは2013年8月にあおぞら銀行と「BeSTAcloud」の基本契約を締結し、このたび、サービス提供を開始しました。今回、あおぞら銀行のビジネス戦略をより発展させるための次期基幹系システムとして、「BeSTAcloud」の高い拡張性・柔軟性や、東西2つのセンターによる国内最高水準のバックアップ機能、NTTデータの基幹系システム運営実績などを評価された結果、「BeSTAcloud」を採用に至りました。
また、今回サービス提供する「BeSTAcloud」には、最新の勘定系端末ソフト「BeSTAlinc(R)(注2)」、個人向けインターネットバンキング「AnserParaSOL(R)」、「統合データベース」などを組み合わせて提供しています。
【今後について】
あおぞら銀行のサービス開始により「BeSTAcloud」の利用銀行は3行となり、地域金融機関以外では初めて採用に至りました。今後、NTTデータは、「BeSTAcloud」について、「BeSTA」をベースとした先進システム機能の拡大・拡充を行うとともに、各金融機関の個別ニーズへの対応、金融持株会社傘下の複数金融機関による共同利用への対応を通して、利用行における経営戦略の実現をサポートします。また、「BeSTAlinc」を始めチャネル系・情報系等の多様な周辺系ソリューションと「BeSTAcloud」を組み合わせ、幅広い金融機関に最適なソリューションを提案することで、さらなる利用行の拡大を推進します。
【参考】
・「BeSTAcloud」の利用銀行(2016年5月2日現在)
「BeSTAcloud」の利用銀行は以下のとおりです。(利用開始順、敬称略)
*表資料は添付の関連資料「表資料1」を参照
・「BeSTA」採用実績
2016年5月2日現在、国内の多数の金融機関が「BeSTA」を採用しています。当社提供スキームでの採用実績は以下の通りです。(利用予定含む、敬称略)
*表資料は添付の関連資料「表資料2」を参照
(注1)「BeSTA」(Banking application engine for STandard Architecture)は、ベンダーを特定しないNTTデータの標準バンキングアプリケーションです。
(注2)「BeSTAlinc(ベスタリンク)」は、「BeSTA」と連携して営業店における窓口業務や事務をサポートする勘定系端末ソフトです。
タブレット端末やシンクライアント端末、汎用パソコンを含めたさまざまな端末に対応した先進的な機能を継続的に提供することにより、変化し続ける銀行の営業店ニーズに応えます。
※「BeSTAcloud」「BeSTA」「STELLA CUBE」「BeSTAlinc」「AnserParaSOL」は日本国内における株式会社NTTデータの登録商標です。
※その他の商品名、会社名、団体名は、各社の商標または登録商標です。