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日本チェーンストア協会、3月の販売概況を発表
平成28年3月度・チェーンストア販売概況
■全体の概況
※会員企業数 57社/店舗数 9,362店
※総販売額 1兆729億円(店舗調整前) 97.7%(店舗調整後) 99.7%
<部門別の概況>
・食料品 6,960億円(店舗調整前) 99.0%(店舗調整後) 101.6%
・衣料品 954億円(店舗調整前) 90.1%(店舗調整後) 91.7%
・住関品 2,132億円(店舗調整前) 97.0%(店舗調整後) 98.3%
・サービス 31億円(店舗調整前) 92.5%(店舗調整後) 92.3%
・その他 650億円(店舗調整前) 98.8%(店舗調整後) 96.8%
平成28年3月度は、食料品は農産品の相場高もあり好調だったが、衣料品が中旬以降の気温低下の影響もあり春物商品が苦戦し、住関品の動きも鈍かったことから、総販売額の前年同月比(店舗調整後)はマイナスとなった。
■商品別の動き
○食料品
●農産品
農産品は、はくさい、じゃがいも、なす、人参、トマト、きゅうり、たけのこ、カット野菜などは好調だったものの、キャベツ、玉ねぎ、スナップエンドウ、きのこ類などは不調だった。果物では、柑橘類、リンゴ、バナナなどの動きは良かった。
●畜産品
畜産品は、牛肉、豚肉、鶏肉ともに動きは良かった。鶏卵の動きも良かったが、ハム・ソーセージの動きは鈍かった。
●水産品
水産品は、刺身の盛り合わせ、マグロ、ぶり、貝類、海藻類などの動きは良かったものの、サバ、いか、かに、えび、塩干物、魚卵などの動きは鈍かった。
●惣菜
惣菜は、温惣菜では揚げ物、スナック類、焼き物などが好調だった。要冷惣菜は、和・洋惣菜ともに好調、弁当、寿司の動きも良かった。
●その他食品
その他食品は、ヨーグルト、乳酸菌飲料、食用油、カップ麺、米、アイスクリームなどまずますの動きだったが、練り物、乳製品、豆腐などの動きは鈍かった。
○衣料品
●紳士衣料
紳士衣料は、スーツ、長袖シャツ、ポロシャツ、カジュアルパンツ、ジーンズなどの動きは良かったものの、ジャケット、スラックス、ドレスシャツ、カジュアルシャツなどの動きは鈍かった。
●婦人衣料
婦人衣料は、ジャケット、ニット、長袖ブラウス、カジュアルパンツ、カットソーなどの動きが良かったが、フォーマル、スーツ、パンツ、スカートなどの動きは鈍かった。
●その他衣料・洋品
その他衣料・洋品は、紳士・婦人肌着、紳士・婦人ナイトウェア、子供服、女児ロング・ハーフパンツ、靴下などの動きは良かったが、男児トレーナー、女児肌着、ベビー用品、婦人バックなどの動きは鈍かった。
○住関品
●日用雑貨品
日用雑貨品は、ステンレスボトル、ペーパー類、フライパン、タオルなどの動きは良かったものの、ランドセル、紙おむつ、TVゲーム、男児玩具などの動きは鈍かった。
●医薬・化粧品
医薬・化粧品は、医薬品、カウンセリング化粧品、フェイスケアー、ヘアケアー、オーラルケア、住居・衣料用洗剤、カイロ、マスクなどはまずまずの動きだったものの、ヘアメイク、芳香剤などの動きは鈍かった。
●家具・インテリア
家具・インテリアは、ソファー、押入収納、羽毛布団、敷布団、毛布、バス・キッチン用品などは好調だったが、学習机、マットレス、カーペット、カーテンなどは不調に終わった。
●家電製品
家電製品は、冷蔵庫、エアコン、洗濯機などの動きは良かったが、液晶テレビ・レコーダー、炊飯器、掃除機などの動きは鈍かった。
●その他商品
その他商品は、ペット用品、フィットネス、電動アシスト自転車、園芸用品などの動きは良かったが、トラベル用品などの動きは鈍かった。
○サービス・その他
旅行関連やチケット販売などサービス関連の売上高の総販売額に占める割合は0.3%であった。
食堂・喫茶部門売上を除く商品供給高などいずれの売上にも属さないその他売上の総販売額に占める割合は6.1%であった。
*「チェーンストア販売統計(月報)平成28年3月度速報」は添付の関連資料を参照
※『チェーンストア販売統計』は、日本チェーンストア協会ホームページでご覧いただけます※
ホームページアドレス;http://www.jcsa.gr.jp